緑だけじゃない!種類豊富な「ピーマン」を選んで、種まで食べる方法

スポンサーリンク
果菜類

一年中ハウス物が出回っているピーマンですが、本来の旬は6月~8月の夏。旬の季節には、露地ものの太陽の光をいっぱい浴びたピーマンがお店に並びます。目にも鮮やかなピーマンは料理のいろどりにうってつけで、常備されていることも多い食材ですね。

ピーマンは以外と形が不ぞろいで、よく見るとそれぞれ個性的な形をしています。そんなピーマンの種類や選び方、美味しく食べるコツなどをご紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ピーマンの種類

緑ピーマン

一般的に流通している緑色のピーマンです。長さが7cmほどで果肉はやや薄め。ビタミンCを多く含んでいます。花が咲いてから30日ほどたった、まだ未熟な緑色の状態で収穫されます。

独特の苦味と青臭さがありますが、冷凍したり加熱することで多少やわらぎます。「さらら」「京波」「京ゆたか」などの品種があります。

赤ピーマン

緑のピーマンを木につけたままにしておくと、ピーマンが赤くなります。これが赤ピーマンと呼ばれ、ピーマンが完熟したものです。パプリカなどと同じように、完熟すると黄色やオレンジ色になる種類もあります。

皮がやわらかく甘味も出て、ピーマン特有の苦味や青臭さも少なく、食べやすくなります。完熟しているため、日持ちは短かめです。

収穫するまでにピーマンの2~3倍の期間がかかるため、最近はあまり見かけることはありません。

 

バナナピーマン

10〜15cmくらいのバナナのような細長い中型のピーマン。やわらかくて甘味があります。果肉は厚めでサラダやマリネ、炒め物などにぴったりです。

熟すと「黄緑色→クリーム色→黄色→オレンジ→赤」と色が変わります。直売所などで見かけることがありますが、あまり出回っていません。

あまぐり
あまぐり

一度直売所で購入したことがありますが、肉厚で黄緑色をしていました。なすとピリ辛炒め煮にしましたが、やわらかくて煮崩れることもなくおいしいピーマンでした。

クレセント

バナナの形をしたピーマンが完熟したもので、鮮やかな赤が映えます。長さは10〜15cmくらいで緑ピーマンよりも細長く、甘味があるのでサラダにも使えます。

フルーツピーマン

糖度がフルーツトマトと同じ8度くらいある甘味の強いピーマンです。「フルーツパプリカ」ともいわれ、赤、黄、オレンジなどカラフルなカラーも魅力です。ジューシーで甘みがあるので、生のままサラダにするのがおすすめです。品種には「アナスタシア」「スウィーピー」「セニョリータ」などがあります。

こどもピーマン

苦みが少なく甘みがあって、肉厚でジューシーなのが魅力です。名前の通り「ピーマンの苦手なこどもでも食べられる」品種で、生で食べても苦みや青臭さがなく、ほんのり甘みを感じるピーマンです。

選び方

ピーマンは「鮮度の良いもの=美味しいもの」。鮮度が落ちてくると苦みがでてきます。鮮度を見極めて、美味しいピーマンを手に入れましょう。

まずヘタを見る

新鮮かどうかは、ヘタの切り口を見て判断します。切り口がみずみずしいものは鮮度がよいものです。

ピーマンはヘタから劣化してきますので、黒ずんでいたり、茶褐色になっていたりするのは古くなった証拠です。ヘタがピンと張って生き生きしているものを選びましょう。

次に色を見る

淡い緑の皮をしているものを選ぶといいです。緑色が暗いものは熟してきているので、皮が硬くなっていたり種が茶色に変色していたりします。生のまま食べる場合は、タネが硬くなっていて、食感が悪く感じます。

表面を見る

ツヤツヤとしていて光沢があるものを選ぶといいです。しわしわになっていたり、ふにゃふにゃなのは鮮度が落ちています。

形を見る

肩が張っていて、逆三角形のものを選びましょう。ぶら下がってできる野菜は、下に垂れ下がりやすくなります。肩が張っているものは、重さに負けずに力強く育った証拠です。

へこみや変形などは味にはあまり関係ありませんが、詰め物などに使う場合は肩が張ってふっくらとしたものの方が使いやすいですね。

触った感触

柔らかくて弾力があり、ハリのあるものを選びます。重めなものは肉厚でジューシーなのでおすすめです。

美味しい食べ方

旬のはじめは種まで丸ごと食べよう!

旬のはじめの6月ころのピーマンは、丸焼きがおすすめです。まだ種も白く、水分を多く含んだ皮が薄くて柔らかいため、丸ごと食べられます。

楊枝で数カ所穴をあけるか、切り目を入れた丸ごとのピーマンを、多めの油で両面をジュジュッと焼きつけ、水を少量加えてふたをして蒸し炒めにします。

これだけでピーマンの種ごとおいしく食べられます。おかか醤油がぴったりです。

苦みを出さない切り方

ピーマンは細胞が縦方向に並んでいます。細胞を壊さないように繊維に沿って縦に切ると、苦味成分が外に出ないため食べやすくなります。この苦味成分は「クエルシトリン」というポリフェノールの一種で、抗炎症作用・整腸作用・血行促進作用などがあります。

苦みを減らす調理法

苦味成分のもととなっているクエルシトリンは脂溶性なので、油を使って調理することで苦味をかなり軽減できます。油と一緒に摂ることでビタミンAの吸収率もアップするため、油をつかったドレッシングであえるか、油で炒めるなどの食べ方がおすすめです。

おわりに

最近のピーマンは本来の苦みや香りが抑えられた、甘みのあるものも増えています。また緑ピーマン自身も以前に比べると、苦みや香りが少なくなっているそう。

そんなこともあってか、昔は子供の嫌いな野菜ナンバーワンだったピーマンも、最近ではゴーヤやにんじんなどにその座を奪われつつあるようです。でも、私のまわりには大人なのにピーマン嫌い!って人もちらほら。

ピーマンは緑黄色野菜で栄養も豊富。油と一緒に調理することで苦みが抑えられるので、苦手な方も食べ方を工夫して、たくさん食べたい食材のひとつです。