ピーマンが赤く変色!食べられる?食べられない?

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果菜類

ピーマンって食べてますか?青みの野菜としてお料理のいろどりに使いやすく、冷蔵庫に常備されていることも多い野菜です。

使い切れなくて余った時やすぐに使わない場合に、冷蔵庫の野菜室に入れていたピーマンが赤くなっている場合があります。初めて見た場合は、びっくりするのではないでしょうか。「これって、食べられるのかな」とか「腐っちゃった?」など、疑問がわくと思います。

今回は、ピーマンが赤くなる理由と、食べられるか食べられないのかを解説していきます。

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緑のピーマンが赤くなる理由

ピーマンはふつう緑色をしています。

ピーマンはもともとトウガラシの一種で、トウガラシのうちの辛みの無い品種を選んで改良され作られました。

ピーマンとして私たちが食べている緑色のピーマンは、まだ未熟な緑色のうちに収穫したものです。そしてこれが完熟すると赤くなるのです。

購入して「冷蔵庫に入れていたら赤くなった」場合というのは、収穫したときの収穫時期の遅れによって、冷蔵庫の中で完熟したためです。

 

ちなみに、品種によっては成熟すると、赤ではなく黄色やオレンジ色に変化するものもあります。これらはカラーピーマンとして、購入することもできますよ。

 

赤くなったピーマンは食べられるの?

赤くなったのは、ピーマンが成熟して食べごろになった証です。もちろん美味しく食べられます

ピーマンが熟すと、未熟なときとは味や食感に違いがでます。

熟した赤ピーマンの特徴

・苦みが減り、甘みが出る
・独特の青臭さが減る

ここまでは、お好みにもよりますが良くなるところです。

ピーマンが苦手という方は、赤ピーマンを試してみると、以外と食べられるかもしれませんね。

ピーマンの苦みが好き!という方は、物足りなさを感じるかもしれませんが、苦みや独特の香りは完全になくなるわけでもないので、綺麗な色の野菜としてお料理に華を添えましょう。

 


 

次に完熟することによって、緑のピーマンの持ち味が失われる点をあげます。

・保存性が低くなる
・食感が良くない(シャキシャキ感がない)

保存に関しては、緑のピーマンは野菜室で1週間~2週間ほど保存できますが、赤くなった完熟のピーマンは数日のうちに痛みますので、早めに食べきりましょう。

食感に関しても、完熟して皮は固くなる一方で、中身は柔らかくなり緑のピーマンのパリパリ・シャキシャキとした歯ごたえは望めません。

これらの特徴は、熟したトマトやフルーツなどと同じですね。

 


 

また、熟すことでピーマンに含まれる栄養もずいぶん変わってきます。

ピーマンが熟すことによる栄養素の変化

緑のピーマンは栄養が豊富です。とくにビタミンC は野菜の中でトップ! 豊富なビタミン類は抗酸化作用による老化予防が期待できます。

緑のピーマンの栄養と効果

◆ビタミンC
野菜の中でトップの含有量です。またピーマンのビタミンC は、熱によって壊れにくいという性質をもっています。通常ビタミンC は熱に弱いとされていますが、ピーマンにはビタミンP が多く含まれていて、ビタミンC が加熱によって酸化するのをビタミンP が防いでくれるためです。

◆βカロテン
β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、肌や粘膜を保護する効果や、抗酸化作用があります。βカロテンは油と一緒にとることで吸収が高まるため、油を使った炒めものや、オイル入りのドレッシングであえてサラダにするなどの食べ方がおすすめです。

◆ビタミンE
ビタミンEも含まれています。ビタミンE は血行を良くして細胞の老化を防ぐ効果が期待されます。

◆ピラジン
血液をサラサラにし、血栓の予防や心筋梗塞の予防に役立つとされています。独特の青臭い風味のもとともなっています。

赤ピーマンの栄養

◆ビタミンC
緑のピーマンの2倍ものビタミンC を含みます。ピーマンのビタミンC も野菜の中ではトップですが、赤く熟すことでさらに多くなります。

◆βカロテン
βカロテンはなんと緑のピーマンの3倍にもなります。成熟することで、より抗酸化作用が高まります。

◆ビタミンE
ビタミンE は緑のピーマンの5倍にもなります。ビタミンE は「美のビタミン」とも呼ばれ、ビタミンの中でも、もっとも抗酸化作用があるといわれています。とくに老化防止に効果があり、若さを保つビタミンとしても知られています。

◆カプサンチン
ピーマンが赤く熟したときに作られます。生活習慣病の予防効果や抗酸化作用が期待できます。

おわりに

今回は緑のピーマンが成熟することで赤くなり、栄養価も高まって、独特の風味が薄れて食べやすくなるというお話でした。

緑のピーマンを買う時に、色が赤みがかっているものが混じっていたらチャンスです。購入して、赤くなるのを待ってから食べると、美味しいうえに若さを保つことができるかも?