銀杏を拾いに行こう!拾い方や下処理の方法、食べ方まで

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果菜類

銀杏は季節感が強く、お料理に一粒入っているだけでも秋を感じさせてくれる存在です。子供のころは嫌いだったけど、大人になってその魅力にはまった人も多いのではないでしょうか。

秋の公園や神社、お寺などに出かけると、そんな秋の味覚「銀杏」の実が落ちているのをみかけることがあります。そんな時、「これって食べれるのかな?」なんて思いながらもその臭いに恐れをなして素通りしてしまうことも。

でも、下処理の方法さえ知っていれば、ちょっとの手間と時間をかけることで、拾ってきた銀杏を自宅でおいしく食べることができますよ。ちょっとしたコツさえ押さえておけば、毎年楽しく銀杏拾いをすることができます。

今回は秋の味覚、銀杏の拾い方と処理方法のコツをお伝えしてしていきます。

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銀杏の旬

銀杏(ぎんなん)は9月頃から採れ始め、11月半ばくらいまでが収穫期になります。この期間にイチョウの並木道やお寺や神社の境内、公園などにでかけると、拾うことができます。また街路樹などにもイチョウの木がありますので、わざわざ遠くまででかけることなく、拾うことができますよ。

ただしイチョウの木には雄と雌があり、雌の木にしか実は生りません。街路樹のイチョウを見ていると、雌よりも雄の方が多く植えられているようで、歩道を歩くとぽつりぽつりと銀杏の実が落ちている木に出くわします。

銀杏の実を拾おう

準備するもの

銀杏拾いに行くのに、これだけは持っていきたいと思う最低限必要なものです。

・持ち帰り用ビニール袋…2枚
・使い捨ての手袋

銀杏の皮(果肉)にはギンコール酸などのアレルギー物質が含まれていて、人によっては素手で触るとかぶれたりします。かぶれやすい方はビニールの手袋か、ポリ袋などで掴むと安心です。

使い捨てのビニール手袋は安価なものが100円ショップでも購入できます。あとで銀杏を洗う時にも利用できますので、用意しておくとなにかと便利に使えます。

私はかぶれないわって人も、銀杏の皮(果肉)には強烈な臭いがありますので、手袋でガードしておくと手に臭いが付きませんよ。

拾い方

拾いにでかけるのは、雨ふりや風の強い日のあとが狙い目です。台風の後などはたくさん落ちていますよ。

イチョウの木の雄・雌は遠目から木を見てもわかりません。足元を見て銀杏の実が落ちていれば、その木を見上げてみると、オレンジ色の銀杏の実が生っているのがわかります。

落ちている実をビニール手袋をはめた手で、2枚重ねにしたビニール袋に入れましょう。あまりたくさん拾うと、後の処理が大変になります。ほどほどの数が拾えたら、帰途につきましょう。

銀杏の実の処理方法

果肉をはずし銀杏を取り出す

拾った銀杏の実は皮(果肉)から中身を取り出さなければなりません。

まずは実を2重にしたビニール袋に入れて口をギュッと縛っておきます。次にビニール袋の上から手でもみほぐし、中身を取り出します。このときなるべく皮(果肉)を綺麗にはずしておくと、あとで洗う時に楽になります。

銀杏を洗う

銀杏をこすり合わせるようにして、よく水で洗います。かぶれますので、手袋は必須です。
この洗う時が、拾うとき以上に強烈に臭います。食べ物とは思えないほどの臭さです。キッチンで洗われる際は、換気扇を回すなど事前に対策しておきましょう。また、洗った後は排水口のお掃除も念入りに。
ゴミ出しの日が決まっている場合は、ゴミの日の当日か前日に処理するといいですよ。

干す

新聞紙かザルなどに広げて干します。濡れていた銀杏の表面が乾き、白くなるまで天日で数日干します。途中ときどき転がしてあげましょう。

夜間は夜露を避けるため屋内に取り込みますので、晴れた日の朝に処理するのがベストです。あまり乾いていない状態で取り入れると、結構におってしまうためです。

時間は朝8時ころから夕方4時くらいまでの間で干しましょう。銀杏は水分の多い野菜などを干すときと違って、あまりカビることはありませんので、神経質にならなくても大丈夫ですよ。

食べ方

銀杏が干しあがったら、いよいよ食べられます。

銀杏は「殻ごと炒るように焼いてから中身を出す」方法と、「殻を割ってから茹でる」方法、そして「殻ごと電子レンジで加熱」して手軽に食べる方法があります。

そのまま乾煎りする

銀杏をなべにいれ、フタをして弱火で絶えずゆすりながら炒ります。ぽんぽんと破裂しはじめたら、なべから取り出します。
ペンチなどで殻をわり、いただきます。焼き塩などを添えると、雰囲気がでていい感じです。

殻を割って茹でる

茹でる場合は、初めに殻を割ります。ペンチや金づちなどで殻のつなぎ目の部分に力を加えると、綺麗にヒビが入ります。ここに目打ちなど先のとがったものを押し込んで殻を割り、中の実を取り出します。
お鍋に湯を沸かし、取り出した実を茹でます。透明になってきたら茹で上がりです。水にとって冷まします。

茹でたあとにやさしくこすると、薄皮が綺麗にはがれます。食感が気にならなければ、薄皮付きのままでも食べられます。薄皮には「ポリフェノール」が含まれていて、健康にも良いようです。

そのままおつまみとして食べる場合は、ゆでる時に塩を加えてもいいです。

料亭風の炒り方

ペンチや金づちなどでヒビを入れた銀杏を鍋に入れて、同量の水、銀杏の10%の塩を加えます。強火にかけて水分が無くなるまで炒ります。

ひびから塩が入り、塩味の効いた料亭風の美しい銀杏のできあがりです。殻をむくと翡翠色の銀杏が現われますよ。

電子レンジで簡単に

電子レンジを使って簡単に火を通して食べられます。ちょっとしたおつまみなどに最適です。

銀杏にペンチや金づちなどでヒビを入れ、塩少しと一緒に茶封筒などに入れて口を閉じ、600Wの電子レンジで1分から1分半ほど加熱します。途中ぽんぽんとはじける音がし始めたら取り出します。封筒を振って塩をまぶし、殻から取り出しながら食べましょう。乾煎りするほうが綺麗に仕上がりますが、電子レンジを使うととても手早く簡単に出来ます。

銀杏の保存方法

殻のままであればかなり日持ちします。干した後に紙袋か新聞などに包んで冷蔵庫に入れておくと良いです。それでも日が経つにつれ、中の実の色は黄色くなってきます。青い状態で食べたい場合は2週間以内には食べましょう。

長期間保存する場合は、殻を割り、中の実だけを塩茹でしてから小分けして冷凍保存します。3ケ月は保存できます。

おわりに

銀杏の下処理は、果肉をはずして、洗って、天日干しと手間と時間が多少かかります。ただ、しっかり洗って下処理をしておくことで、あとは好きな時に簡単に食べることができます。コツをつかんでしまえば、労力よりも食べる楽しみの方が上回ります。

また、旬の時期にたくさん拾って冷凍保存しておくと、長期に渡って銀杏を楽しむことができます。10月に拾った銀杏は、冷凍保存してお正月のおせち料理にも使えますよ。

それ以外にも、定番の炊き込みごはんやおでん、いつものお味噌汁や麻婆豆腐など何にでもチョイ足しで入れて楽しむことができます。

ただ、銀杏は食べ過ぎると中毒症状を起こすことがあります。くれぐれも食べ過ぎには注意して下さいね。

どのくらい食べると危険なのか、こちらの記事からご覧いただけます。

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