汚れや虫を撃退しよう。ブロッコリーの正しい洗い方と下処理を解説

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果菜類

ビタミンが豊富で彩りも良く、料理の付け合わせやお弁当にも使いどころがたくさんあるブロッコリー。茹でおきして冷蔵庫にいつもスタンバイさせているご家庭も多いですよね。そんなブロッコリーですが、いつもどのようにして洗ってますか? 正しい洗い方をご存知でしょうか。

きれいに洗っているつもりでも、意外と汚れが残っていたりするブロッコリーを、確実にきれいに洗う処理方法をお伝えしていきます。

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ブロッコリーが洗いにくい理由

ブロッコリーはとにかく洗いにくい食材です。ブロッコリーの普段食べている部分は花蕾(からい)と呼ばれる花のつぼみです。このつぼみがギュッと密集していて、手を入れてこすったり水を通すことができません。かといって小房に分けると水に浮いてしまい、つぼみの部分を水に沈めることができません。

こんな理由から、さっと流水で洗い流すだけの人もいるかと思います。

けれどもその洗いにくい形のため、砂やホコリ、虫などが入り込んでいることもあるんです。またつぼみの部分は濃い緑色のために、汚れがあったり虫がいたりしても、目につきにくいという難点もあります。

このため正しい洗い方できれいに洗うことは、ブロッコリーを料理する上でとても大切なことです。せっかく作ったお料理に、砂や虫が混入していたら食べられなくなってしまいますよね。もしかすると家族のトラウマになって、ブロッコリー嫌いになってしまうかもしれません。

ブロッコリーの正しい洗い方

ブロッコリーをそのまま丸ごと洗う方法と、小房に分けてから洗う方法をご紹介します。有機栽培や家庭菜園で育てた野菜には、大きめの虫がついていることもあります。そんな時はなるべくまるごと洗いたいもの。

ブロッコリーに虫がついていそう」と思ったら、まるごと洗う方法を選ぶと虫に触れることなく洗うことができます。

丸ごと洗う方法

  1. 大きめのボウルに水を入れて、ブロッコリーを逆さまにしてつぼみ部分をそのまま水につけます。大きいボウルがない場合は、大きいお鍋やスーパーのビニール袋などを使っても。ブロッコリーのつぼみ部分が水につかればOKです。
  2. 20分ほどたったら、ブロッコリーを水の中でよく振ります。つぼみが水を吸って開き、汚れや虫も、ふり落としやすくなります。虫がいたら、お箸でつまんで処分しましょう。

小房に分けて洗う方法

  1. ブロッコリーのつぼみを包丁で小房に切り取り、ビニール袋に入れて水を加えます。ブロッコリー全体が水につかるように、空気を抜くようにして口を縛ります。
  2. 20分ほどたったら、袋ごとよく振ります。汚れや虫を振り落としましょう。

どちらの方法も、水にある程度の時間つけておくことと、よく振ることがコツです。つけおきの時間はかかりますが、手間は少なく洗うことができます。


ブロッコリーが見た目にも汚れていたり虫が見えたりする場合は、水だけで洗うのは心配にもなりますよね。そんな時には少し手間がかかりますが、塩を加えたり50℃のお湯で洗ったりすることで、虫を撃退してよりきれいに洗うことができます。

水に塩を加える

洗い方は上記ふたつのどちらでも同じようにできます。洗うときの水の中に小さじ半分の塩を溶かしてから洗います。洗ったあとはよく水ですすいでくださいね。

塩を使うことで虫を撃退して、少しだけしんなりしたブロッコリーから汚れが落ちやすくなります。塩のかわりに食品用の重曹でも同じように洗えますよ。

50℃のお湯で洗う

50℃のお湯で洗う方法です。50℃前後のお湯を用意し、ブロッコリーを2~3分つけておきます。よく振り洗いしてからザルにあげて振り、水気をよく切ります

50℃洗いは以前話題になった洗い方ですが、しなびた野菜は短時間でシャキッと鮮度が蘇りますし、汚れや虫もよく取れます。詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

野菜は50度洗いで美味しくなる!野菜をシャキッとさせる方法
スーパーなどで購入した野菜が元気になり、おいしさが引き出される方法として知られている「野菜の50度洗い」。50度のお湯とボウルがあれば誰でも簡単に行うことができるのも嬉しいところ。 ただし洗い方を間...

下ごしらえの方法

ブロッコリーをきれいに洗った後は、ブロッコリーを食べるための下処理の方法をご紹介します。

小房に分ける

小房の根元に包丁を入れて、茎を切り落とします。ひとつずつ房を分けていき、大きい房の場合は茎の方から包丁を途中まで入れて、手で半分に裂きます。サイズを揃えることで、火の通り具合も同じになります。

茎の皮は厚めにむく

つぼみの部分だけ食べて茎は捨てられがちなブロッコリーですが、実は茎の方が栄養価は高いんです。これまで捨てていたという方も、茎の正しい下処理方法を知って、これからは美味しく食べてみませんか。

茎のすじは固くて食べられないので、皮を厚めにむきます。茎を根元の方から見ると、切り口の内側に一回り小さな白い輪っかが見えます。この白い部分がすじですので、茎の下側からすじに包丁を入れて皮をはぐようにベリベリとめくっていくと、皮とすじをきれいに取り除くことができます。

皮をむいたあとは料理によって短冊切りや乱切りなど、お好きな形に切り分けましょう。


ブロッコリーを切り分けたら、次に茹でます。ブロッコリーは生のままでは固いので、茹でておくと便利に使うことができます。

お湯での茹で方

  1. お湯に塩少々(目安はお湯の分量に対して1%程度)を加えてブロッコリーの茎を入れます。
  2. 茎をいれてから1~2分後に、つぼみの部分を入れます。
  3. 3~4分たったら、ザルにあげて水気をよく切り冷まします。

このとき、よく青菜を茹でるときにやる「冷水に取る」ことはしません。ブロッコリーの場合はつぼみに水がたまって水っぽくなってしまいます。

電子レンジでの茹で方

  1. 耐熱皿にブロッコリーを広げてふんわりとラップをかけます。茎を一緒に茹でる場合は、お皿の一番下に敷きます。
    塩味をつけたい場合は、塩ふたつまみほどをブロッコリーに振りかけておきます。
  2. 600Wの電子レンジで、3~4分ほど加熱します。
  3. ザルにあげて、水気をよく切り冷まします。茎が硬いようなら、しばらくお皿の上にのせておくと余熱で火が通ります。

※シリコンスチーマーをお持ちであれば、そちらに替えても同じ方法で茹でることができます。

どちらの茹で方でも、ザルにあげてからも余熱で火が通りますので、少し固めに茹でるのがコツです。

 

茹でたブロッコリーをそのまま食べるなら上のゆで時間でいいのですが、シチューに入れたり炒め物に使う場合は、その後も火を通しますので軽く茹でるくらいにとどめてください。

おわりに

以前スーパーで買ったブロッコリーが砂まみれで、何度洗っても砂がでてくることがありました。捨てることも考えましたが、やっぱりもったいないので、水を替えながら5~6回は洗ったでしょうか。なんとか砂が出なくなったので、もう大丈夫だろうと茹でて食べてしまったのですが、本当にきれいになっていたのか少し不安が残りました。

普段は栄養の流出を防ぐために電子レンジで加熱して食べることが多いのですが、このときばかりはお湯で茹でることで、安心して食べることができました。あのとき正しい洗い方を知っていれば、もっと安心して食べられたかなとも思います。

ブロッコリーは野菜の中でも、特に洗いにくく汚れも残りやすい食材です。しかし栄養豊富で使い勝手がよく見栄えもバツグンと、メリットもいっぱいあります。

ここでご紹介した正しい洗い方で汚れや虫をきれいに取り除いて、安心していろいろなお料理に使ってくださいね。