丸ごとレンジ加熱でつくる「蒸しにんじん」。甘さが違いますよ。

根菜類

にんじんにはβ-カロテンなどが豊富に入っていて、
風邪の予防や美容によいとされています。

積極的に食べたい野菜ですが、メイン食材というよりは
彩りとして少しだけ使われることが多いのではないでしょうか。

にんじんをたくさん食べるためには、下処理が必要です。

にんじんって結構硬くて、ゆでたり炒めたりするのに時間がかかりますよね。
炒め物にいれるときは、小さく切って炒めはじめのうちに入れないと、
硬さが残ったりもします。

そこで今回は、レンジでできるにんじんの簡単な下処理の方法をご紹介します。

にんじんを丸ごとレンジで加熱すると、
甘くてしっとりとした蒸しにんじんが短時間でできあがります。
本当に甘~くなりますよ。

合わせて蒸しにんじんの簡単な食べ方もご紹介します。

にんじんを丸ごとレンジで加熱する方法

  1. にんじんをきれいに洗い、ヘタの部分を切り落とします。
  2. 洗ったにんじんを1本ずつラップで包み、耐熱皿に置きます。
  3. 600Wの電子レンジで、5分ほど加熱します。
    にんじんの大きさや本数によって、加熱時間は前後します。
    様子を見ながら加熱してくださいね。
  4. 竹串がスッと通れば、蒸しあがりです。
    このまま粗熱が取れるまで、置いておきます。余熱でさらに柔らかくなりますよ。

レンジで蒸したにんじんは、甘くしっとりとした仕上がりになります。

にんじんはもともと水分が少なく、加熱しすぎると焦げてしまうことがあります。
加熱時間には十分注意して下さい。

丸ごとにんじんの食べ方

そのまま豪快に

一本丸ごとの蒸しにんじんをお皿の真ん中にのせ、お好きなドレッシングやデミグラスソースなどをかけていただくと、にんじんの甘みが感じられるインパクトのある一皿になります。

にんじんをメインに、他の野菜やソーセージなどを添えてもいいですね。

にんじんステーキにして

にんじんは油と相性がいいので、油を使った料理にするとより多くの栄養を取り入れることができます。

にんにくの香りをつけたオリーブオイルでにんじんを焼き色がつくまでソテーし、シンプルに塩とブラックペッパーでいただくにんじんステーキは、料理の付け合わせとしてもそのままメインに使っても豪華な見栄えの一品になります。

蒸した後でソテーしたにんじんは、ホクホクとしてびっくりするほど甘くて美味しくなりますよ。

塩こしょうでは物足りないという方は、オリーブオイルをバターに替えて最後にしょうゆを回しかける「バター醬油」味もおすすめです。

丸ごと蒸したにんじんは、縦に半分に切っておくとソテーしやすく見た目もオシャレな雰囲気になりますよ。

温野菜やお弁当に

小さめのにんじんならそのままで、大きめならカットしてから他の野菜などと一緒に温野菜としてからしマヨネーズやディップをつけていただきます。

これならお弁当にいれても、華やかな色どりになりますよね。

ツナ缶にマヨネーズをあわせてカレー風味で仕上げるディップは、蒸しにんじんにぴったり。お酢を加えるとサッパリと食べられます。お好みでブラックペッパーを振っても。

また、からしマヨネーズのからしは豆板醤やコチュジャンなどに替えて、バリエーションを楽しむこともできます。

甘いにんじんには、ピリ辛のソースが合いますね。

onチーズ

甘いにんじんにたっぷりのチーズをかけてトースターで焼くと、チーズの塩気がピッタリのおつまみになります。食べる前にブラックペッパーを振って。

お料理に

生のままだと火の通りにくいにんじんですが、丸ごとレンジで蒸したものをカットして炒め物などに使うと、仕上げのタイミングでパッといれるだけで甘くて色鮮やかな仕上がりになります。

スープやシチュー、カレーなどの煮込み料理に使っても、火が通っているので仕上げの段階で入れればいいので、煮崩れせずに甘~いにんじんを味わうことができます。

おわりに

いままでお料理の引き立て役、いや名わき役として使うことの多かったにんじんですが、丸ごと蒸すことで、インパクトのあるメインディッシュとしても食べられるんですよね。

にんじんのもつ甘さを十分に引き出して、美味しさを堪能できる蒸しにんじん。
そのまま食べてもお料理に使っても、使い道は無限に広がります。

ぜひ、丸ごと蒸したにんじんを冷蔵庫に常備して、毎日の食卓に活用していただきたいです。

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