にんじん保存のコツ。生で冷蔵・冷凍でも美味しく長期保存できます。

スポンサーリンク
根菜類

にんじんは買ってきたまま冷蔵庫に入れただけだと、表面がオレンジ色の輝きを失って白っぽくなったり、最悪しなびてしまったり茎の根元が膨らんできて葉っぱが生えてしまうこともあります。

少し使うだけでお料理に彩りを添えてくれる、お助け食材のにんじんが「使おうと思ったら萎びてた」なんてことのないように、正しい保存方法で長くおいしく使い切りましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

にんじんの保存方法

葉付きにんじんの場合

スーパーなどではあまり見かけませんが、直売所や通販などで直接農家の方から野菜を購入した場合などには、にんじんの葉がついていることがあります。野菜は収穫後も成長し続けていますので、葉が付いているにんじんはそのままにしておくと葉が根から水分や養分を吸い取ることになります。そのため根の部分はスカスカになり、味も落ちてきますので購入したらすぐに切り分けるようにしましょう。

葉の保存方法

袋に入れてから、冷蔵庫の野菜室で「立てて」保存します。他の葉物野菜などと同じように、畑で育っているときのように茎の部分を下にして立ててあげると日もちがよくなります。

細かく刻んで冷凍も

包丁で刻んで冷凍用の保存袋に入れて冷凍しておけば、いつでもパセリのように彩りと風味を料理にプラスすることができます。スープにパラりとふりかけたり、炒めものやチャーハンの最後に加えたりすると、彩りもよくおしゃれな雰囲気が演出できますよ。

にんじんを生のまま保存する

にんじんは水分や高温多湿の環境に弱い野菜です。適温は0~5℃ととても低い温度です。冬場であれば室内の冷暗所での常温保存もできますが、5℃を超えるような場合は冷蔵庫での保存をおすすめします。

常温で

冬など寒い季節なら新聞紙にくるんだり、箱に入れて冷暗所に置いておくだけでも構いません。葉っぱと同じく畑の土のなかで育っている状態と同じように、茎の方を上にして「立てて」保存すると長持ちします。カットしたものは必ず冷蔵庫で保存しましょう。

保存期間は1週間ほど。にんじんは日持ちのする野菜ですが常温の場合は短くなります。すぐに使う予定がないようなら、早めに冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵庫で

丸のままのにんじん

にんじんは湿気に弱いので、冷蔵庫の野菜室に保存する際には新聞紙などで包みましょう。新聞紙はにんじんの乾燥を防ぎ、適度に保温もしてくれます。常温で保存する場合と同じように、土のなかで育っているときのように「立てて」保存すると長持ちします。

保存期間は丸のままのにんじんであれば、2週間ほど保存できます。

カットしたにんじん

ラップに包んでポリ袋などに入れて、野菜室で保存します。

保存期間は、3~4日ほどです。切り口が乾いてくるので、早めに使いましょう。

生のままで長期保存する方法

長期保存といえば冷凍保存ですが、煮物やカレー用に大きく切ったものは、生のままで冷凍すると食べる時に食感が悪くなり美味しくないと感じる方もいますよね。そんな時に重宝するのが、丸ごとのにんじんを長期保存するための方法です。

買ってきて冷蔵庫へ片づける際にちょっと手をかけるだけで、ぐ~んと日持ちがアップし生き生きとしたにんじんを長く使うことができます。

長期保存の方法

  1. にんじんを洗って、茎の部分と先端の部分を切り落とします。
  2. 水気をよくふいてから食品用のポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に茎の部分を上にして立てて保存します。

にんじんの上下を切り落として成長を止め、乾燥からにんじんを守って鮮度を保つために密封して冷蔵庫で保存します。成長を止めることで、生のままでの長期の保存が可能になります。

切り取った茎の部分と先端の部分は多少固いこともありますが、みじん切りなどにしてお料理に活用しましょう。

保存期間は1ケ月ほどです。にんじんの鮮度によって保存期間は変わりますので、使わない場合も時々はチェックしてみてくださいね。

冷凍保存は便利に長期保存できる

にんじんは、生でも加熱してからでも冷凍することができます。生のまま冷凍すると、食感が柔らかくなりますが、薄くスライスした場合にはそれほど気になりません。また丸ごと1本のままで冷凍すると、包丁で切れるようになるまでに時間がかかってしまいます。

冷凍する際は使いやすいように千切りやイチョウ切りなどにしておけば、サラダや汁物、炒め物などに手間なく使えて重宝します。

冷凍方法

生のまま冷凍

千切りやイチョウ切りなど薄くスライスしたあと、冷凍用の保存袋に平らに広げて入れ、冷凍します。

茹でてから冷凍

カレーや煮物用など、ある程度大きくカットしたいものは硬めに茹でて水気をしっかり拭いてから、冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。多少食感が柔らかくはなりますが、カレーや煮物などの場合は煮込む時に柔らかくなるものですから気になりません。火の通りも早くなり、味も染みやすくなって一石二丁です。

 


どちらの方法で冷凍する場合も、次のポイントに気を付けるとさらに長く美味しく保存できます。

冷凍のポイント

  • 空気に触れることで酸化がすすむため、冷凍用の保存袋の中の空気はできるだけ抜いておきましょう
  • 冷凍する際は、アルミなど金属製のトレイの上にのせて冷凍する急速冷凍になります。にんじんに保冷剤を重ねて置いても効果があります。

解凍方法

使う場合はレンジなどで加熱せず、凍ったままで調理しましょう。自然解凍や電子レンジでの解凍をしてしまうと、水分が出てきて食感を悪くしてしまいます。

煮物やカレーなどで大きめにカットしたにんじんを使う場合には、電子レンジの解凍モードで軽く温めてから使うことで、調理時間の短縮にもなります。

生のままのにんじんを使いたい場合は、半解凍の状態にしてから調理しましょう。出てきた水分には旨みや栄養も含まれています。好みでしっかり除くか、水分で味が薄まることを想定して味付けを調整するといいです。

いずれの場合も、解凍する際は加熱のし過ぎに注意しましょう。水分がでてしまうと旨みや水溶性の栄養も一緒に流れ出てしまいます。

保存期間

冷凍したにんじんの保存期間は、1ヶ月程度です。

おわりに

にんじんは乾燥に弱く意外と繊細な野菜です。買ってきたまま冷蔵庫に入れておくだけでは、萎びてしまって残念な姿になります。

買ってすぐに、少しの手間をかけて冷蔵や冷凍をしておくと、使い勝手がグンとアップし保存期間も大幅に伸びます。萎びかけのにんじんを使うよりも栄養も保たれるので、ぜひ今回ご紹介した方法を活用してみてください。