圧力鍋で簡単に「お赤飯」を炊く。お赤飯アレンジレシピ厳選3品。

豆類

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お祝い事や記念日など、ハレの日のごちそうとして、私たちの食卓になくてはならないお赤飯。

でもお赤飯というと、作るのはなんとなく面倒そうで「買ってくるもの」と考えている方も多いのではないでしょうか。

実は小豆はあらかじめ浸水しておかなくても、サッと洗って炊き始めることができるんです。圧力鍋を使えば、炊飯器でご飯を炊くより短い時間で炊き上がりますよ。

今回は、圧力鍋を使って簡単に炊く「お赤飯」の作り方をご紹介します。たくさん炊けたら、ちょっと変わった食べ方もご紹介しますので、お楽しみに。

圧力鍋で炊くお赤飯の作り方

小豆は、あらかじめ浸水の必要がありません。
だから、思っている以上に煮るのがかんたんな豆です。

【用意するもの】
 〇もち米…3合(180mlで3カップ)
 〇小豆…80g
 〇水…500ml
 〇塩…小さじ1/4

【手順】

  1. もち米はサッと洗い、ザルにあげておきます。
    小豆も洗って、ザルにあげておきます。
  2. 小豆と水2カップを圧力鍋に入れ、火にかけます。
    圧がかかったら弱火で5分加圧し、火を止めてフタに水をかけ、急冷します。
  3. フタをあけて、煮汁と小豆をわけます。
  4. 圧力鍋に3の煮汁と水をあわせて500ml入れ、塩を加えて溶かします。
  5. 洗ったもち米と3の小豆を加えて、火にかけます。
  6. 圧がかかったら、火を弱めて3分加圧し、火を止めて自然冷却します。
  7. フタがあいたら、さっくりとまぜて完成です。
お手持ちの圧力鍋によって、加圧時間は変わってきます。取り扱い説明書を参考に、調整してみてくださいね。

圧力鍋で簡単に出来る、赤飯の炊き方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

思っていたより簡単にできて、すぐに炊いてみたくなりませんでしたか。

お赤飯を炊いたら、白いご飯と同じように、色々使いみちを考えたくなるものです。

そこで、お赤飯を使ったアレンジレシピを厳選して3つご紹介します。
簡単に出来て見栄えもするので、お赤飯を多めに炊いたら、作ってみてくださいね。

厳選!アレンジレシピ3つ

鮭のホイル包み焼き

ホイルを使って釜めし風に焼いた、ごちそう飯です。ホイル包みは、開けたときのワクワク感がたまりませんよね。

【材料】(2人分)

赤飯・・・もち米1合(180ml)分
生鮭・・・2切れ
グリーンアスパラガス・・・4本
エリンギ・・・1本
ねぎ・・・3cm
◎しょうゆ・・・小さじ2
◎みりん・・・小さじ1
◎ゆずこしょう・・・少々
バター・・・小さじ2
サラダ油・・・少々
すだち・・・1個

【作り方】

  1. 鮭は皮を除いてうす切りにし、◎をまぜます。
  2. エリンギは食べやすく切り、アスパラは3~4cmの長さに切ります。
    ねぎは縦4等分にします。
  3. 30cmの長さアルミホイルを用意し、半分にサラダ油を薄くぬって、赤飯を広げてのせます。
    1と2、バターをのせて、残りのアルミホイルをかぶせて包みます。
  4. オーブントースターで15分ほど焼き、盛り付けます。
    半分に切ったすだちを添えます。
    ※オーブンの場合は、220℃に余熱して15分ほど焼きます。

赤飯のいなり寿司

お稲荷さんの皮に赤飯を詰めるだけ。
特別な日のお弁当に詰めると、気分があがります。

【材料】(8個分)

赤飯・・・1合分
油揚げ・・・4枚
◎砂糖・・・大さじ3
◎醤油・・・大さじ3
◎みりん・・・大さじ2
◎水・・・1カップ
◎だしの素・・・小さじ1/2

【作り方】

  1. 油揚げはまな板におき、上から菜箸をころころ転がして、半分に切ってやさしく隅まで開きます。
    ※菜箸を転がすと開きやすくなります。
  2. 鍋にお湯を沸かし、1~2分煮てざるにあけ、水気を絞ります。
  3. 鍋に◎と油揚げをいれて火にかけ、落とし蓋をします。10分ほどで、煮汁が少なくなりますので、火をとめてそのまま冷まします。
  4. 赤飯を軽く握り、3の油揚げの汁気を軽く絞って開き、中につめます。

お赤飯ドリア

ホワイトソースにしょうゆを加えた、和風な具材と風味のドリアです。

【材料】(2人分)

赤飯・・・米1合(180ml)ぶん
ほたて貝柱・・・100g
小松菜・・・100g
ねぎ・・・1/4本
しいたけ・・・2個
塩、こしょう・・・少々
しょうゆ・・・小さじ1
オリーブ油・・・小さじ2
◎牛乳・・・1と1/2カップ(300ml)
◎小麦粉・・・大さじ2
◎バター・・・大さじ1
◎しょうゆ・・・小さじ1/2
◎塩・・・小さじ1/6
◎こしょう・・・少々
パルメザンチーズ・・・適量

【作り方】

  1. ねぎは斜め切り、小松菜はざく切り、しいたけは4つに切ります。
  2. 貝柱は4つに切って、塩・こしょうを少々ふり、オリーブ油を熱したフライパンで、しいたけと一緒に炒めます。
    ねぎ、小松菜を加えてさらに炒め、塩・こしょう少々としょうゆで味付けます。
  3. ホワイトソースを作ります。
    小さめの鍋にバターを弱火で溶かし、小麦粉を焦がさないように炒めます。
    火をとめて牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、火にかけて混ぜながらとろみをつけます。塩、こしょう、しょうゆで味付けます。
  4. 耐熱皿に油を薄くぬって赤飯を入れ、2をのせて3のソース、パルメザンチーズの順にかけます。220℃に余熱したオーブンで、12分ほど焼きます。

おわりに

今回は、お赤飯の炊き方とアレンジレシピをご紹介しました。

お赤飯は、そのまま食べても「ごちそう」ですが、さらにアレンジすることで、他の定番レシピもごちそうレベルに引き上げてくれます。

「お赤飯を炊く=面倒」だったイメージが、「お赤飯=圧力鍋なら簡単」になりましたでしょうか。

和食の定番のお赤飯、あまり口にしない方も、意外と好物だったりします。ぜひお家でも作ってみてくださいね。


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そしてもちろん、ごはんやお料理が美味しく仕上がりますよ。

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