圧力鍋で作る簡単「五目豆」。冷凍して常備菜やお弁当にも便利です。

豆類

根菜がたっぷり入った「五目豆」はお惣菜の定番です。
スーパーのお惣菜コーナーでも人気の一品。

たくさんの具材が入っているので、「作るのが面倒そう」
と思っている方が多いようです。

五目豆は大豆と昆布さえあれば、
あとはありあわせの野菜やきのこを使えば作ることができます。

圧力鍋で作るなら大豆を前の晩に水に浸しておけば、
水煮にしなくてもそのまま炊き上げることができますよ。

手間と言えるのは刻むことだけ。
あとは圧力鍋に全部入れて火にかけるだけです。

以外と簡単に出来るので、その季節の野菜を使って
自分好みの五目豆を作ってみませんか。

今回は圧力鍋を使って作る五目豆の作り方をご紹介します。
保存期間や保存方法もありますので、
作った後はそちらもチェックしてくださいね。

圧力鍋を使った五目豆の作り方

【用意するもの】

  • 大豆・・・200g
  • 昆布・・・10cm角
  • にんじん・・・1/2本
  • こんにゃく・・・1/2枚
  • しいたけ・・・3枚
  • ごぼう・・・1/2本

 調味料

  • だし汁・・・1Cup(200ml)
  • しょうゆ・みりん・砂糖・・・大さじ2ずつ
  • 塩・・・小さじ1/2

【作り方】

下準備:大豆を洗って、3倍(600ml)の水にひと晩(6~8時間)浸けておきます。

  1. にんじん、昆布、しいたけ、ごぼう、こんにゃくを1cm角に切ります。
  2. 圧力鍋に水気を切った大豆と1、調味料を入れます。
  3. 蓋をして強火にかけ、圧力がかかったら弱火にして5分加圧します。
  4. 5分後火を止めて、自然冷却(そのまま置いておく)します。
  5. 圧力が抜けて蓋があいたら、汁気を飛ばしてできあがりです。

 


写真を交えて詳しくご説明します。

今回の材料です。
にんじん・しいたけ・ごぼうは冷凍保存していたもので、適当なサイズにカットしてあったものを使っています。

昆布はおでんで出汁をとったあと、冷凍保存していたものです。
野菜や昆布は冷凍保存することができます。

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このほかに、れんこん・さつまいも・たけのこ・高野豆腐・油揚げ・鶏肉なども合います。お好みのものを使ってください。

下準備:大豆を洗って、3倍(600ml)の水にひと晩(6~8時間)浸けておきます。

大豆はたっぷりの水に入れてくるくるとかき回してやさしく洗います。
水を取り替えて2~3回繰り返します。

Step1:にんじん、昆布、しいたけ、ごぼう、こんにゃくを1cm角に切ります。

昆布は硬く絞った濡れ布きんで汚れを拭き、1カップの水につけてやわらかくしてから切ります。このときのつけ汁は、圧力鍋に入れるだし汁として取っておきます。

こんにゃくは刻んだあとで、小鍋に入れて塩小さじ1をもみ込み10分おき、
お水を加えて茹でてからザルにあげ水気を切ります。
これでこんにゃくのアクが抜けます。

ごぼうは刻んだあと、しばらく水に浸けてから水気を切ります。
これでごぼうの変色を防ぎます。

色が多少黒くなっても構わないという方は、その方が栄養が逃げず風味も残るので水に浸けなくても構いませんよ。

Step2:圧力鍋に水気を切った大豆と1、調味料を入れます。

Step3:蓋をして強火にかけ、圧力がかかったら弱火にして5分加圧します。

Step4:5分後火を止めて、自然冷却(そのまま置いておく)します。

Step5:圧力が抜けて蓋があいたら、汁気を飛ばしてできあがりです。

煮汁が残っていたら、蓋をはずしたままで中火で汁気がなくなるまで加熱します。

完成です。
お豆がプリっとつやつやで、昆布はトロトロです。

食べてみると、大豆がもっちりしていて味がしっかりと染み込んでいます。
これはいつ食べても美味しいですよ~。

五目豆の保存期間

冷蔵するなら

冷蔵で5日ほど保存できます。

保存の際は容器をしっかり除菌してから、五目豆を保存してください。
保存容器に食品用の除菌スプレーをかけ、キッチンペーパーで拭いて乾かしておくといいです。
電子レンジで除菌するなら、保存容器の底が隠れるくらいの水を入れて、蓋を軽く乗せて600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱します。お湯を捨てて乾かしておきます。

冷凍保存なら

冷凍庫で1ケ月保存できます。
冷凍用の保存袋に平らに広げて入れ、空気を抜いて口を閉じます。
ただしこんにゃくは食感が変わってしまうので、気になる方は取り除いてから冷凍してください。
私は冷凍こんにゃくの食感も意外と好きなので、そのまま冷凍します。

使う時は、袋の上からほぐせば、必要な分だけ取り出せます。
自然解凍か電子レンジで温めて食べてください。

冷凍庫で保存する際に、金属製のトレイに乗せると素早く凍ります。
トレイがない場合は保冷剤でサンドイッチにしてもいいです。

おわりに

今回は「五目豆」の作り方をご紹介しました。

圧力鍋で作るので短時間でできて、お鍋の横について火を気にしなくてもいいのが助かりますよね。

また、味の染み込みが良く、今回のように調味料が少なくてもしっかり味が入ります。
和食のお惣菜の場合、お鍋でコトコト煮るレシピだと、以外と調味料をたっぷり使っているんです。
塩分を控えていたり健康を気にされている方には、調味料が少なくて済むのは嬉しいですよね。

根菜のたっぷり入った「五目豆」を常備菜にして、お弁当や副菜に活用してみませんか。

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こちらのゼロ活力鍋、とってもいいんです。
次に買い替える時は、「絶対コレ!」と思っています。

今使っている圧力鍋は、外国製で古いのでパッキンが入手しづらく、困っています。
こちらは国産なので、パッキンの交換にも困りませんし、メンテナンスもきめ細かく対応してくださるようです。

なにより、お料理が美味しくできるそう。

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