圧力鍋でさつまいもを蒸すなら加圧時間は?とろとろしっとりな味わいになる?

圧力鍋でさつまいもを蒸すなら加圧時間は?とろとろしっとりな味わいになる?のイメージ根菜類

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さつまいもをおやつとして食べるなら焼き芋!

これが一番甘くさつまいもを食べるための調理方法です。
ですが、さつまいもをオーブンやトースターなどの直火で焼くには、時間がかかってしまうんですよね。

オーブンやトースターだと最短でも40分。十分な甘みを引き出すにはもっと時間をかけたいところです。毎日焼き芋を焼くのは時間がかかって大変!

さつまいもを食べたいけど、おやつじゃなくておかずとして食べたい。
・簡単にふかし芋を食べたいけど、レンジだとあまり美味しくできない。
・ふかし芋を短時間で簡単に作る方法はないかな?

こんな方は、圧力鍋でふかし芋を作ってみてはいかがでしょうか。
今回は圧力鍋で短時間で作るふかし芋の作り方と、食べてみた感想をご紹介します。

圧力鍋で蒸すふかし芋の作り方

  1. まずはさつまいもをきれいに洗います。今回はしっとり系のさつまいもとして知られる「紅はるか」と「シルクスイート」を使ってふかし芋を作ります。

  2. 圧力鍋に付属しているすのこに、洗ったさつまいもをのせます。

    「すのこが無いよ」という場合は、ステンレス製のザルの上に同じくステンレス製の落としぶた重ねて使うことで、すのこの代用になります。

    さつまいもが水に浸からないように、下にはある程度高さのあるザルを使ってください。ザルがなければ深さのある耐熱皿などを置いてもいいですよ。

    ステンレス製のすのこは100円ショップでも買えます。平らなかごに足がついているものなど、ひとつ持っておくと茶碗蒸しや蒸し野菜などにいろいろ使えていいですよ。

  3. 圧力鍋にすのこを入れて、水を100mlほど注いでフタを閉め、強火にかけます。

  4. 圧力がかかったら、弱火にして5分ほど加圧します。
    圧力のかかりかたは圧力鍋によってそれぞれ違っています。
    わからないという方は、付属の説明書をよく読んでみてくださいね。
  5. 5分経ったら火を止めて、圧力が抜けてフタが開けるようになるまで自然冷却します。
  6. できあがり。所要時間15分でふかし芋の完成です。

できあがったふかし芋を食べてみる

まずは、2つの種類のふかし芋の、蒸しあがりぐあいを見てみましょう。

見た目の違い

こちらはシルクスイートをカットしたところです。
透明感があってとても奇麗ですね。

断面がとてもしっとりしているように見えますよね。
焼き芋だと水分が飛んで縮んでしまい、「こんなに小さいおいもだったっけ?」
なんて思うこともありますが、ふかしたおイモは生のさつまいもの時よりも、
ボリュームがあって良い感じです。

こちらが紅はるか。
シルクスイートと同じように透き通った断面をしていますが、真ん中に少し白っぽい斑点のようなところが見えますよね。

生のさつまいもを切った時にも時々見かけますが、一体なんなんでしょうか?

この白い斑点の正体は、ヤラピンといってさつまいもに含まれる成分です。
さつまいもを切った時に切り口ににじみ出てくる白い液体がありますが、これがヤラピンです。
ヤラピンは煮たり焼いたりと加熱しても、そのまま元の形のまま残るため、見た目が白い斑点になるんですね。
ヤラピンはさつまいものもっている栄養のひとつなので、食べてもなんの心配もありませんよ。ヤラピンは甘いさつまいもに多く含まれているそうです。
 
右が紅はるか、左がシルクスイートです。右は白い点々が見えますが左にはありませんね。いままでそのままかじっていたので、こんな違いには気が付きませんでした。
 
 

味の違い

それでは実食です。まずはシルクスイートから。

上品な甘さで、見た目の通りジューシーでとろっとなめらかな食感です。
その名の通りしっとりとなめらかな舌触りですね。おいしいふかし芋です。

次は紅はるかを。

シルクスイートよりも甘く、でもさっぱりとした甘さです。
こちらも見た目にたがわずジューシーで、とろっふわっな食感です。
こちらもおいしいです。

今回のさつまいもは、しっとり系のものを使用していますが、ホクホク系の紅あずまなら、ホクホク&しっとりが味わえるかもしれませんね。

今度試してみよう。

結論

2種類のさつまいもをふかし芋にして、食べ比べてみました。

結果は...

どっちもおいしい!

ふかし芋になりました(^-^)

甘味は若干紅はるかの方が強く感じましたが、ヤラピン効果もあるのかも?

どちらのさつまいもも、甘くてしっとりとした食感をしています。
ただ焼き芋にして食べたときと比べると、甘みに少し物足りなさを感じてしまいました。

これはさつまいもの違いというよりは、調理法の違いによるものだと思います。

蒸したり炊飯器、レンジなどで加熱する場合は、さつまいもの水分が残ったまま加熱されます。

これに対して、オーブンやトースター、グリルなどで加熱すると水分を飛ばしながら加熱していきます。

このさつまいもの水分が少なければ少ないほどより甘いと感じるのではないでしょうか。干しいもや干し柿なども、水分を飛ばして甘みをギュッと濃縮していますよね。

甘い焼き芋のようにしたければ、蒸したおいもをトースターやグリルで焼いて、水分を飛ばしてみるといいのではないでしょうか。

ただ、甘ければいいというものでもなくて、ふかした芋にドレッシングをかけて温野菜として食べたり、お肉と合わせて炒め物にしたりとおかずとして使うには素朴な甘さのふかし芋がぴったりです。

圧力鍋を使うと短時間でふかし芋ができるので、たくさん作っていろいろな料理に活用してみてはいかがでしょうか。

圧力鍋はじゃがいもやにんじん、大根などのほかの根菜類も同じように短時間で蒸しあげることができますよ。

圧力鍋の購入を考えている方、必見!

こちらのゼロ活力鍋、とってもいいんです。
次に買い替える時は、「絶対コレ!」と思っています。

今使っている圧力鍋は、外国製で古いのでパッキンが入手しづらく、困っています。
こちらは国産なので、パッキンの交換にも困りませんし、メンテナンスもきめ細かく対応してくださるようです。

なにより、お料理が美味しくできるそう。

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