キンパは節分の恵方巻やお弁当にも最適。簡単で美味しいレシピ。

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食の雑学

巻きずしというと、毎年つくっているのに「面倒そう」といったマイナスイメージがつきまとって、作るのが億劫になるんですよね。

酢めしを作って、具材をそれぞれ甘辛く煮付けて、鮮魚を使うならそれも準備して卵焼きを焼いて...。

やっぱり面倒ですね。だから私は節分のときしか、巻きずしを作らないんですよね。

海鮮巻きは豪華で美味しいんですが、できたてを食べられない家族の分は冷蔵庫に入れないといけないので、酢めしが硬くなってしまいます。その日のうちに食べられないと、傷んでしまわないか、やきもきしてしまいます。

その点、キンパなら、ごはんにごま油と塩、ごまを混ぜるだけですし、日本人だから具材の固定観念もないので、好きな具材、日持ちのする具材でつくることができます。冬場なら涼しい場所に置いておけば、ごはんも硬くならずに、翌日も安心して食べてもらえます。

今回は、我が家流キンパ(キンパプ)の作り方をご紹介します。本場の具材じゃなくても、十分美味しくできますよ。

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キンパとは

キンパは韓国の巻きずしです。

ごま油と塩で味付けをしたご飯と、色とりどりの具を海苔で巻いた、韓国式の海苔巻きのこと。韓国ではお弁当にしたり、屋台で買えるファストフードとしても定着しているそうです。

韓国の方に聞いてみると「キンパ」の具材といえば、
たくあん、ニンジン、ゴボウ、ほうれん草(キュウリ)、卵、練り物、ハム、かまぼこ
を使うことが多いそうです。ごはんはすくなめで、具材をたっぷりと巻き込みます。

日本の巻きずしは、酢めしを使います。昆布でとったお出汁にお酢と砂糖をあわせて甘酸っぱく仕上げます。

具材のほうは、
高野豆腐、かんぴょう、しいたけ、きゅうり、卵、でんぶ
などが思い浮かびます。ごはんの分量はキンパに比べると多めで、具は甘く煮付けます。

子供の頃は、巻きずしがあまり好きじゃなかったのですが、私には甘すぎたのかもしれません。ごはんにも具材にも、砂糖をたっぷり使います。和食のお惣菜は、お砂糖を使う量が多いですよね。

大人になったいまは、甘くないキンパを作って、節分やお花見などの折に楽しんでいます。お砂糖を使わない、糖質制限の方向きのレシピになっています。

キンパの作り方

まずは具材のご紹介です。

今回は、韓国でよく使われる「ごぼう」のかわりに、日本の太巻きによく使う「かんぴょう」と「しいたけ」の甘煮を作りました。たくわんは韓国の巻きずしということで、つくり置きの「キムチ」に、彩りをよくするため、にんじんで作り置きしてあった「キャロット・ラペ」(急にフランスが!)、韓国をイメージさせる「サンチェ」、「合いびき肉のピリ辛炒め」、「ほうれん草のナムル」「卵焼き」です。

キャロットラペとは、にんじんを細かく切って、塩・お酢・オリーブオイルなどで和えたフランスのお惣菜です。甘味にはちみつ、風味にブラックペッパーなどを加えてもいいです。私はにんじんの甘さだけで十分なので、はちみつなどは入れず、クミンシードを加えるのがお気に入りです。

今回の具材:右から時計回りに、ベランダ菜園のサンチェ(寒いので葉っぱはちいさめ)、青のり入り卵焼き、キャロットラペ、自家製キムチ、ほうれん草のナムル、しいたけとかんぴょうの甘煮、ピリ辛そぼろで合計7種になりました。

あまぐり
あまぐり

恵方巻には、7種の具材を使うのがいいそうです。無病息災や商売繁盛を願って七福神に因み、福を巻き込むといった考えからです。

今回は偶然ですが、7種類になりました。これは幸運に恵まれますでしょうか?

 

【材料】(3人分)
〇あたたかいご飯・・・1.5合分
・ごま油・・・小さじ1
・いりごま・・・小さじ2
・塩・・・少々
〇卵・・・1個
・ごま油・・・小さじ1/2
・あおのり・・・小さじ1
〇キャロットラペ・・・大さじ3
※キャロットラペがない場合はにんじんのナムルを作ります
○にんじん・・・1/2本
〇ほうれん草・・・1/2把
・ごま油・・・少々
・塩・・・少々
〇干しシイタケ・・・3枚
〇かんぴょう・・・8g
・しょうゆ麹・・・大さじ1
・甘酒・・・大さじ1
〇合いびき肉・・・150g
・ごま油・・・小さじ1/2
・にんにくすりおろし・・・一片分
・醤油麹・・・大さじ1
・甘酒・・・大さじ1/2
・コチュジャン・・・小さじ1
〇サンチェ・・・9枚
〇海苔(全形)・・・3枚
〇いりごま・・・大さじ2

【作り方】

  1. 干ししいたけを戻し、かんぴょうを塩でもみ下ゆでします。
  2. 干ししいたけとかんぴょうを煮つけます。
  3. あたたかいごはんにごま油、いりごま、塩を加えてさっくりと混ぜ、常温に冷ましておきます。
  4. 玉子焼きを焼き、3等分に切りわけます。
  5. 合いびき肉を炒め、そぼろを作ります。
  6. にんじん、ほうれん草をゆでて、ナムルにします。
  7. キムチは刻んで水気を絞ります。
  8. ラップの上に海苔を敷き、ごはんを広げて具をのせます。
  9. 一気に巻きます。
  10. ラップでつつんで、しばらく置いてなじませます。
    一口大にカットして、完成です。

写真をもとに詳しくご説明します。

Step1:干ししいたけを戻し、かんぴょうを塩でもみ下ゆでします。

干ししいたけは、ひたひたの水に軸を下向きにしてつけ、冷蔵庫でひと晩かけて戻します。急いでいる場合は、熱湯につけるか、耐熱皿にひたひたの水と入れ、ラップをかけて600Wの電子レンジで2分30秒から3分加熱しても戻ります。

かんぴょうは、さっと洗って少々の塩をつけてもみます。お湯を沸かして柔らかくなるまでゆでます。手でちぎってみて、やわらかくなっていたら完了です。

干ししいたけはうす切り、かんぴょうは3~4cm幅に切ります。鍋に入れて、しいたけの戻し汁をひたひたまで注ぎ、しょうゆ麹、甘酒を加え、水気がなくなるまで煮ます。

Step3:あたたかいごはんにごま油、いりごま、塩を加えてさっくりと混ぜ、常温に冷ましておきます。

Step4:玉子焼きを焼き、3等分に切りわけます。

卵を溶き、青のりを混ぜて、ごま油を熱した卵焼き用のフライパンで、縦方向に巻いて卵焼きを作ります。いつも厚焼き卵を巻く横ではなく、縦に巻くことで巻きずしにピッタリサイズの卵焼きになります。青のりのほかにも、ゆかりでピンク色にしたり、

Step5:合いびき肉を炒め、そぼろを作ります。

にんにくとごま油、合いびき肉をフライパンに入れて中火にかけ、炒めます。お肉の色が変わったら、しょうゆ麹、甘酒、コチュジャンを加えて、汁気がなくなるまで炒めます。

辛いのが苦手な方は、コチュジャンはなくてもいいです。

Step6:にんじんとほうれん草を茹で、ナムルを作ります。

にんじんは千切り、ほうれん草は洗って塩少々を入れた熱湯で茹で、冷水にさらします。ほうれん草は5cmに切り、水気を絞ってにんじんとあわせ、胡麻油と塩を混ぜ合わせます。

Step7:キムチは刻んで水気を絞ります。

Step8:ラップの上に海苔を敷き、ごはんを広げて具をのせます。

上はじと下はじを2cmくらい空けてごはんをのせて、サンチェ、玉子焼き、そぼろ、にんじん、ほうれん草、しいたけ、かんぴょうを乗せます。

巻きすがあれば使ってもいいですが、なくてもラップでも巻くことができます。

Step9:一気に巻いていきます。

一気に巻いたため、写真を撮れなかった。。。

Step10:ラップでつつんで、しばらく置いてなじませます。

一口大にカットして、完成です。

ごはんが黒い(茶色い)のは、発芽酵素玄米ごはんで巻いたからです。ごはんとそぼろの区別が写真からは分かりませんね。彩りが悪いですが、白いご飯で作ったものは丸かぶりされてしまい、カットできませんでした。

野菜たっぷりのキンパは、やっぱり美味しいです。いつもはもっとサニーレタスを挟んで巻いちゃいますが、今回は失敗しないように控えめです。

おわりに

今回は、韓国の海苔巻き「キンパ」の作り方をご紹介しました。

本場の具材ではないけれど、あるものでつくるキンパは、「また、今度作ろう」と思えるほど簡単でした。毎年お花見シーズンには、2~3回はキンパを持って、公園にでかけます。また今年も、お花見のお弁当に作りますよ。

野菜をたっぷり使ってキンパをつくると、ふだん野菜を食べない人も、たくさん野菜が食べられます。野菜を使った具材たっぷりでキンパを作って、お弁当にも活用させましょう。