最近は体のことを考えて、塩麹や醤油麹を使って、
調味料をなるべく減らしてお料理を作っています。
トマト缶やトマトケチャップを使って、
トマトソースやパスタを作ることも多いのですが、
トマトケチャップには結構お砂糖が使われているみたいですよね。
「糖質高めなケチャップの代用に、何かないかな?」
と前から考えていたんですが、いつも作る米麹の甘酒はとっても甘いんですよね。
そこで、「米麹を使ってトマト塩麹を作れば、トマトケチャップの代用になるのでは?」
と考え、トマト塩麹を作ることにしました!
今回は、タニカのヨーグルトメーカー:ヨーグルティアを使い、
時短で作るトマト塩麹の作り方をご紹介します。
トマト塩麹の作り方
トマト塩麹は、ヨーグルトメーカーがなくても作ることができます。
ただ、常温で作ると1週間前後かかるので、私はヨーグルティアを使って作ります。
ヨーグルティアを使うと、塩麹やトマト塩麹が8時間で完成するので、とても重宝しているんですよ。
タニカ:ヨーグルティアで作る方法
【準備するもの】
〇トマトジュース(無塩タイプ)・・・250ml
〇米麹(生)・・・100g
〇塩(自然塩がおすすめ)・・・30g
タニカヨーグルティア
【作り方】
- 容器を殺菌しておきます。
- 容器に米麹と塩を入れ、混ぜ合わせます。
- トマトジュースを加えて、よく混ぜます。
- 内フタとねじフタを締め、本体にセットします。
- 60℃で8時間にセットし、スタートします。
- 8時間後、米麹の中心まで柔らかくなっていたら、完成です。
【賞味期限:2ケ月】
写真をもとに、詳しくご説明していきます。
今回の材料です。
右から時計回りに、トマトジュース、ヒマラヤピンク岩塩、米麹、ヨーグルティアの内容器です。
トマトジュースは、砂糖・食塩不使用のものです。
お塩は精製塩ではなく、なるべくなら自然塩を使うことをおすすめします。
塩気がまろやかになり、自分好みの塩で作れば、それだけで特別な調味料になりますよ。
今回は、トマトの色に合わせてピンクにしましたが、普段のお料理には、にがりを含んだあら塩なども使っています。
Step1:容器を殺菌しておきます。
容器の底が隠れるくらいの水を入れて、スプーンと内フタをのせ、600Wの電子レンジで1分30秒加熱します。加熱後、中のお湯は捨ててください。
電子レンジのほかにも、熱湯をかけて殺菌することもできます。
Step2:容器に米麹と塩を入れ、混ぜ合わせます。
今回は塩の粒子が細かく、すぐに混ざりました。
ピンクのヒマラヤ岩塩は溶けにくのか、塩麹に使うとピンクの結晶が下に沈みます。
塩麹を作るときは、熱湯でなるべく溶かしてから使っています。
今回もトマトジュースと一緒に加熱した方が、溶けやすいかもしれませんね。
どうなるか、ちょっと気になります。
Step3:トマトジュースを加えて、よく混ぜます。
使いかけのトマトジュースを使ったため沈殿したのか、ちょっとドロッとしているようです。
Step4:内フタとねじフタを締め、本体にセットします。
Step5:60℃で8時間にセットし、スタートします。
Step6:8時間後、米麹の中心まで柔らかくなっていたら、完成です。
指でつぶせたらできあがりです。味見してみて、芯がなければ完璧です。
8時間だと、だいぶ柔らかくなっていました。
6時間でチェックした時は芯があったので、7時間くらいでもできていたかもしれません。
冷めたら清潔な容器に移して、冷蔵庫で保存します。
賞味期限は、2ケ月ほど。塩分が下に沈むので、ときどきかき混ぜてあげてください。
冷凍する場合は、6ケ月ほど保存できます。
今回は、300mlの容器にぎりぎり入りました。
本当は350mlくらいの容器がジャストサイズだと思います。
実は初めはトマトジュースは125mlで作り始めたんです。
でも、途中でチェックしたら、水分が全然なくなっていたので、
追加で125ml足しました。あわせて250mlです。
塩麹や醤油麹なら、麹100:水分125でも大丈夫なのですが、トマトジュースの場合は粘度が高いためか、多めに必要なようです。
そういえば以前ナンプラー麹を作った時も、水分が極端に少ないものができあがりました。
今回トマト塩麹をつくったら、容器がトマトの赤色に染まってしまいました。( ;∀;)
内容器が古くなったことが原因かと思いますが、お気をつけください。
塩麹や醤油麹はいつも作っているんですが、トマト麹は初です。
上手く出来ているでしょうか。
初めて作るものは、失敗していないかちょっとドキドキです。
味見してみます。
これは…… もう少し塩分少な目でいいような。
塩気があってトマトの味もすっごく濃くて、とっても美味しいのですが、当初の目的のケチャップの代用としては、甘みが全然不足しています。
そういえば、塩麹はいつも減塩で作っているんでした。
今回のレシピは、ふつうの塩分濃度ですので、いつもより塩が10g多かったようです。
失敗しました~。
次回は塩を20gにするかもっと減らして、「減塩トマト塩麹」にして試してみます。
まあでも、トマト塩こうじをそのまま食べるわけではないので、良しとしましょう。
さて、できあがったトマト塩麹、何に使いましょうか。
まだ出来たばかりなので、まずはこれから作りたいものを、リストアップしていきます。
トマト麹の使い方
トマトのかわりに
トマトベースのスパゲティやカレー、ロールキャベツなど、トマトを使うお料理には何でも合いそうですね。
ピザソースとして、ピザ生地に塗っても良さそう。
お肉を漬けて
お肉をトマト塩麹で漬けておいて、ポトフやビーフストロガノフ、肉じゃがなんかも合いそうです。チキンのトマト麹煮込みなんて、美味しそうですね。
トマト塩麹を使ったレシピをご紹介しています。
「トマト缶で作るトマト肉じゃが」をレシピ本を参考に試したことがあるのですが、
トマトの酸味が強く残り、好評とはいいがたい仕上がりでした。
それからトマト肉じゃがは作っていません。
でも、このトマト麹を使えば、麹の甘みが美味しくしてくれるかも。
これはすぐにでもやってみます!
トマト塩麹は万能調味料♪
今回は、トマト塩麹の作り方をご紹介しました。
トマトはグルタミン酸が豊富で、海外などではだしとして、煮込み料理やソースなどに使われるそうです。
麹はお肉や魚介をやわらかくして、素材の旨みや甘みを引き出してくれます。
この2つが合わさったトマト塩麹を使ったら、なんでも美味しくしてくれそうですよね。
これから、この新しい万能調味料を使って、美味しい料理つくりに励みますよ。
塩麹・醤油麹・甘酒もヨーグルティアで作っていますよ。