納豆にお酢を加えると、キメの細かい泡がたくさん立って、ふわトロな食感になります。時間が経っても、ふわふわなまま。
この酢納豆は、ふわふわで食べやすいだけでなく、お酢の香りが納豆特有の臭いを和らげてくれます。
「納豆が苦手」という方も、この酢納豆なら食べやすいので、大丈夫なんだそうです。
納豆には畑のお肉と言われる大豆に、さらにプラスの栄養効果がありますので、ためしに酢納豆に挑戦してみませんか。
今回は、酢納豆の作り方をご紹介します。
酢と納豆を一緒に摂ることで、得られる効果についてもお伝えしますので、ぜひご覧くださいね。
酢大豆の作り方
【材料】
〇納豆・・・ひとパック
〇酢・・・小さじ1
【作り方】
- 納豆のフタをあけ、付属のタレ・からしを入れます。
- そこへお酢を小さじ1加えます。
小さじがなければ、小さめのティースプーン1杯分を目安に加えてくださいね。 - よく混ぜ合わせて、出来上がりです。
今回の材料です。
右から時計回りに、お酢、はし、納豆ひとパックです。
お酢には、一般的な「穀物酢」を使いました。
私はお酢が大好きで、料理にたくさん使うため、いつも穀物酢を使っています。
お手頃価格ですし、クセがなく、使いやすいお酢です。
お酢には他に、米酢や黒酢、リンゴ酢、バルサミコ酢、ワインビネガーなどがあります。すし酢や、まろやかなお酢なんて商品も、販売されていますよね。
なんでも構いませんので、お好みのお酢で、試してみてくださいね。
50回ほど混ぜましたが、空気をたっぷりと含んで、ふわっふわに仕上がりました。
こんなにふわふわな納豆は、初めてです。
ふわふわなぶん、粘り気は控えめな感じです。
納豆の臭いも多少はしますが、ずいぶんと和らいで、代わりにお酢の臭いがツンとしています。
今回は穀物酢を使ったので、お酢のにおいが強めなのかもしれませんね。
お酢が苦手な方は、まろやかな酸味の果実酢(りんご酢やワインビネガー、バルサミコ酢など)で、試してみた方がいいかもしれません。
お味の方は、納豆の旨味とお酢のさっぱりとした酸味が、以外にもよく合っています。
今回付属のタレとからしも全て入れてしまったので、「タレ+お酢」で、ちょっと濃いめな味つけに感じました。
でも、お酢を入れることで、納豆の味が引き締まったような気がします。
タレを控えめに入れると、ちょうどいいかもしれません。
酢納豆の効果
酢と納豆を混ぜ合わせた酢納豆ですが、どのような効果があるのでしょうか。
まずは、それぞれの効果について、見ていきましょう。
納豆の効果
- 血液をサラサラにする
- 腸内環境を整える
- 代謝を良くする
納豆に含まれるナットウキナーゼは、血栓を溶かして、血液をサラサラにする成分です。ナットウキナーゼは納豆のねばねばに含まれています。
納豆菌により、大豆そのものを食べるよりも、消化吸収率が抜群に良くなることから、代謝を上げる効果があります。
腸内で善玉菌のエサとなる、オリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれていて、これによりビフィズス菌を増やして、腸内環境を整えます。
酢の効果
- 内臓脂肪が減る
- 血圧が下がる
- 疲労回復
- 血糖値の上昇をゆるやかにする
- 代謝を助ける
納豆の血液サラサラ効果と、酢の血圧を下げる効果で血管をキレイにし、血糖値の上昇を抑えて代謝が上がることにより、ダイエットなどにも効果がありそうですね!
おわりに
今回は、酢納豆の作り方をご紹介しました。
納豆は、そのままタレや醤油をからめても、十分美味しいのですが、お酢を入れると独特の臭いが和らぎ、味が引き締まります。
さらに、納豆とお酢のパワーで、健康効果やダイエット効果もバツグンになります。
納豆が苦手で、あんまり食べたことがないという方も、まずはひとパックの酢納豆から、始めてみませんか。