さつまいもは冷凍保存できる?使い方や保存期間、保存のコツ。

根菜類

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甘くて美味しいさつまいもですが、一度にたくさん買ってしまって困ったことありませんか。

常温に置いてても2週間ほどは大丈夫なさつまいもですが、うっかりすると芽がでてしまったり、やわらかくなって傷んで食べられなくなってしまったなんてこともありませんか?
かといって低温にも弱いので、冷蔵庫で保存すると2~3日で傷み始めてしまいます。

ではどうやって保存したらいいのでしょうか。

イモ類の代表ともいえるじゃがいもの場合、冷凍すると食感が悪くなってしまうため、冷凍保存には向かないと言われています。

このため同じイモ類であるさつまいもも、冷凍保存には向かないと思われがちなんですが、さつまいもの場合は冷凍保存しても美味しく食べられます。

今回は、さつまいもの冷凍保存の方法と保存期間、冷凍したさつまいもの使い方をご紹介します。

さつまいもの冷凍保存の方法

さつまいもの場合、調理前の生の状態と、調理した後のどちらでも冷凍保存ができますよ。
それぞれの冷凍のしかたをご紹介します。

生のままで冷凍

さつまいもを生のまま冷凍すると食感が悪くなると思われがちなのですが、生でも意外と美味しく食べられます。使いかけや丸ごとのさつまいもでも大丈夫ですよ。

冷凍の手順

  1. さつまいもをよく洗い使いやすい大きさにカットして、水に10分ほどさらしてアク抜きをします。
    丸ごとのさつまいもも、冷凍保存することができます。
    丸ごと冷凍する場合は、洗って水気を拭き取るだけでOKです。
  2. ザルにあげて水気を切り、キッチンペーパーなどで水気を拭きとります。
  3. 冷凍用の保存袋に広げて入れ、なるべく空気を抜くようにして口を閉じ冷凍しましょう。

加熱してから冷凍

冷凍の手順

  1. 生の保存のときと同じように、洗ったさつまいもをお好きな形にカットします。
    丸ごと冷凍したい場合はカットはしません。

    丸ごと冷凍すると、使う際に解凍してから切り分ける必要があります。
    使う際に少し時間がかかってしまいますので、使い道が決まっている場合は料理に合わせて切ってから冷凍することをお勧めします。
  2. お鍋で茹でる、蒸す、電子レンジで加熱するなどの方法で、やわらかくなるまでさつまいもを加熱します。
  3. 冷まして水気を拭いてから冷凍用の保存袋に広げて入れ、空気を抜くように口を閉じ冷凍します。
使う際に炒め物や煮込み料理など調理でしっかり火を通す場合は、やや硬めに茹でておくといいですよ。

調理したあとで冷凍

大学芋や甘煮などさつまいもを使ったお料理も、冷凍保存することができます。

生や加熱して保存する場合と同じように、できあがったお料理を十分冷まし、保存容器か冷凍用の保存袋に広げて入れ冷凍しましょう。

保存袋の場合は、空気を抜いて口を閉じましょう。

焼きも冷凍保存することができますよ。
同じように冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じ冷凍しましょう。

冷凍したさつまいもの使い方

冷凍したさつまいもは調理方法によって、解凍がいるかいらないか、分かれてきます。それぞれのポイントを見ていきましょう。

生のままで冷凍したさつまいもの場合

切ってから冷凍したさつまいもは、炒め物などに使う場合は室温か冷蔵庫に移して自然解凍してから調理します。
汁物や煮込み料理などに使うのであれば、凍ったまま調理できます。

丸ごと冷凍したさつまいもは、室温か冷蔵庫に移して包丁が入る程度に自然解凍してからお好きなサイズにカットして調理に使います。

加熱して冷凍したさつまいも

切ってから冷凍したさつまいもは、凍ったまま調理に使えます。
既に一度加熱していますので、調理しながら解凍できればOKです。

丸ごと冷凍したさつまいもは、室温か冷蔵庫に移して包丁が入る程度に自然解凍してからお好きなサイズにカットして調理に使いましょう。

調理して冷凍したさつまいも

さつまいもを使ったお料理は、電子レンジで温めればすぐに食べられます。

焼き芋の場合は1時間ほど常温に置いて半解凍状態でアイスのように食べるか、電子レンジで解凍してから食べましょう。

 

あまぐり
あまぐり

レンジでチンするだけで、焼きたての美味しさですよ。

 

冷凍したさつまいもの保存期間

さつまいもを常温で保存する場合、新聞紙などで包んで冷暗所に保存すると2週間ほど保存できます。

冷凍した場合は生・加熱後・調理後のいずれも1ケ月ほど保存ができますが、保存状態に違いがあります。

生で冷凍したさつまいも

1ケ月ほど保存できます。

ただし、生で冷凍した場合は切り口が少し変色することがあります。
これは調理すれば気にならないレベルにはなるのですが、あまり長期の保存には向いていませんので美味しいうちに使いましょう。

加熱して冷凍したさつまいも

1ケ月ほど保存できます。

生のままで冷凍するよりも解凍した時に味が変わりにくく、そのまま調理に使える便利さもあって、生で冷凍するよりも加熱してから冷凍するのがお勧めです。

調理して冷凍したさつまいも

1ケ月ほど保存できます。

段々と味が落ちていきますので、美味しいうちに食べてくださいね。

まとめ

さつまいもの冷凍方法は3つ。

  • 生で
  • 加熱して
  • 調理して

さつまいもを冷凍すると、1ケ月ほど保存することができます。

さつまいもはサイズが色々あって、大きいものだと一度に使い切れないこともありますよね。

残ったさつまいもは、生のまま冷蔵庫においておくと、2~3日すると傷んできてしまいます。

さつまいもが余ったらすぐに冷凍しておくと、1ケ月くらい保存できるので、さつまいもを無駄にしてしまうことがありませんよ。

さつまいもをスライスしてお味噌汁に加えると、とっても甘くておいしいので、お味噌汁の具に困ったら、冷凍したさつまいもをポイっとお鍋に入れてみてください。

ほっこりとした甘さでとっても温まりますよ。

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