人参は料理に使うと彩りがよく、
生で食べるといくらでも食べられますよね。
ただ「人参が嫌い!」という方も多く、その原因はさまざま。
ひとつには「人参の臭いが嫌」という理由があるようです。
「味がダメ」とか「見た目が嫌」な場合は、
食べることも難しいです。
でも「臭いが嫌」な場合は
人参の臭みを取ってしまえば食べることができそうですよね。
今回は「人参の臭みが苦手」「においが気になる」という方が、
臭いを気にすることなく食べられるようになる方法をご紹介します。
人参の臭みってどんなにおい?
人参が臭いとよく言われますが、同じにおいでも人によってそれぞれ違って感じるようです。
どんなにおいか、聞いてみると…
- 青臭い
- 土臭い
- カビ臭い
- シンナー臭い
- 消毒臭い
- 薬品臭い
などなど。
う~ん確かにくさい。
こんなにおいがしたら、そりゃ食べたくなくなりますよね…
では、これらのにおいの原因は、いったい何なのでしょうか?
気になりますよね。
人参の臭みの原因は?
人参は、セリ科の植物。
パセリやセロリなど、強い香りをもつセリ科特有の芳香があります。
また、人参に含まれるβカロテンやピラジンという揮発成分にも香りがあって、品種や栽培方法によって、これらの成分が多く含まれてしまうこともあるんです。
これが原因で、人参の臭いを苦手と感じる方がいるようですね。
どちらも、人参がもともと持っている香りで、傷んでいたりするわけではありません。
においを消して食べられるものなら、美味しく食べたいですよね。
では次に、人参の臭みを取る方法について、ご紹介していきますね。
人参の臭みを消す方法
「人参の臭みを消す」には、どんな料理で食べたいのか?によって、やり方が変わってきます。
たとえば人参を「生のまま」で食べたいのか、「火を通して」食べたいのか。
ここでは、「生のまま」と「火を通して」の、それぞれの人参の食べ方の臭い消しの方法を順番にご紹介していきます。たくさんあるので、いろいろ試してくださいね。
人参を生で食べる場合
人参のカリッとした食感を楽しみたい場合は、生で食べるのが一番!
人参をサラダなどで「生のまま食べたい」という場合は、下処理も加熱しない方法がいいですよね。加熱しなくてもできる匂い消しの方法をご紹介します。
人参を水にさらす
人参の臭みをとる、一番簡単な方法です。
時間はかかりますが水に浸けておくだけでできるので、一度お試しくださいね。
- 人参をお好きな形に切って、ボウルやタッパーなどに入れて水をひたひたに注ぎます。
- そのまま冷蔵庫にひと晩入れておきます。
- 翌日には匂いが消えていますので、水気を切ってそのまま調理できます。

ひと晩でなくても、しばらく水につけておくと人参の匂いは薄まります。
食べてみて大丈夫そうだったら、調理に使ってください。
水に浸けておくと、人参から出た水分で水が黄色く変わりますよ。
人参を「50℃洗い」する
「ひと晩も待っていられない」という方におすすめの、すぐに出来る50℃のお湯で人参を洗う方法です。
- 50℃のお湯をボウルにためて、人参を丸ごと2~3分浸けておきます。
- 人参をきれいに洗い、ザルにあげて水気をきります。
- お好きな形にカットして、調理に使いましょう。
人参のアクが抜けて匂いも気にならなくなります。おまけに萎びてしまった人参も生き生きと蘇りますよ。
「50℃のお湯につけるのって、加熱したことにはならないの?」と思われた方は、50℃洗いについての記事に詳しく記載していますので、読んでみてくださいね。
50℃洗いの詳しい方法は、こちらの記事でご紹介しています。

塩を使って人参のアクを抜く
昔から行われているアク抜きの方法ですが、塩を使うことで人参から水分とともにアクと臭みが抜けます。
- 人参をお好きな形にカットします。
- ボウルに人参を入れて塩を振り、なじませます。
塩は人参1本に対して、小さじ1/4(ひとつまみ)ほどを目安に振ってください。 - 5~10分ほどおいてから、サッと水洗いします。
- ザルで水気をきって、調理に使います。

にんじんを洗った後は、水気を絞らずに使ってくださいね。
水気を絞ってしまうとにんじんがしんなりしてしまいます。
水気が気になる場合は、キッチンペーパーなどで水気を取ってから調理に使いましょう。
人参を加熱してもいい場合
人参を食べるのに生じゃなくて火を通してもいいという場合は、軽く加熱したり油で炒めると、臭いが気にならなくなります。
人参を電子レンジで加熱
電子レンジで短時間加熱するだけで、人参の臭みが気にならなくなる方法です。
- 人参をお好きな形にカットします。
- 人参を耐熱容器に入れ、かぶるくらいの水とお酢を加えます。
お酢は人参1本につき小さじ1が目安です。
臭いが強い場合はもう少し足してみてください。 - 500Wの電子レンジで30秒加熱します。ラップは不要です。
- ザルにあけて冷まし、調理します。
この方法で短時間加熱すると、ほぼ生のままの状態になりますので、サラダなどに使ってもシャキッとした歯ごたえが楽しめますよ。
柔らかくしたい場合は、少しだけ加熱時間を長くしてみてください。
人参を下茹でする
人参の臭いを取って、さらに甘くする茹で方です。
- 鍋に丸ごとの人参を入れ、かぶるくらいの水を注ぎます。
- 強火で加熱し、沸騰したら火を止めます。
- 5分待ってからザルにあげ、水気を切ります。
- 粗熱がとれたら、調理します。
丸ごと下茹でした人参は、サラダに使っても甘みがあって美味しく食べられますよ。
人参を油で炒める
人参は油と一緒に摂ることで、βカロチンの吸収が高まります。
煮物や煮込み料理などを作るときも、調理の前に軽く油で炒めておくと、人参の臭みが消えて栄養的にも効果的です。おまけに煮崩れ防止にもなりますよ。
まとめ
人参嫌いの人にとっては、人参のにおいは気になるものです。
「人参のあの臭いがなければ食べられるのに」というときは、今回ご紹介した方法を試してみるといいかもしれません。
人参の臭みを取る方法を、まとめておきますね。
生で食べたい場合は、
- 水に浸ける
- 50℃洗い
- 塩をふる
火を通す場合は、
- レンジで短時間加熱
- 下茹でする
- 油で炒める
以上、6つの方法があります。お料理によって、使い分けてくださいね。
「あまりに臭いが強くて、効果が出ないんだけど」という手ごわい人参の場合は、「水にさらす+レンジで加熱」などいろいろ組み合わせることで、臭みを消すことができるかもしれません。
私は人参が大好きで、においも気になりませんし生でバリバリ食べています。
しかし家族に人参嫌いさんがいて、カレーや煮物などの場合も先に炒めてから調理しています。炒めることで野菜の旨みも閉じ込められて、より美味しくなるんですよね。
あとは人参嫌いさんの好きな食材と一緒に調理して、おかずに忍ばせています( *´艸`)
風味も味覚のひとつ。
ちょっとした手間で美味しく食べられるのであれば、それにこしたことはありません。
人参の臭みを消してサラダやきんぴら、人参しりしりやカレーにかき揚げといった人参を使った彩り料理を、人参嫌いさんの食卓にめいっぱい並べてみましょう。
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