パリッとした食感とジューシーな旨みが魅力のウインナーは
朝食やお弁当、おつまみの定番ですよね。
使い勝手が良いので冷蔵庫に常備しているという方も多いのでは?
ボイルしたり焼いたりして食べることの多いウインナーですが、
ハムのように加熱しないでそのまま食べることってできないのでしょうか?
今回は、そんなウインナーの素朴な疑問について解説していきます。
ウインナーはそのまま食べられるの?
スーパーなどで一般的に売られているウインナーは製造工程で加熱処理されているため、加熱なしでそのまま食べても良いのです。
ウインナーはなんとなく茹でたり焼いたりして温めて食べるイメージがあるので、生で食べられることを知らなかったという人も多いのでは?
メーカーとしてはそのままでも食べられるけれど、とくにおすすめはされていないようです。
その理由は温めた方が本来のウインナーの美味しさを味わうことができるためです。
確かにウインナーは冷めると脂が気になるから、加熱しないでそのまま食べると脂肪分が固まったままでボソボソしそうよね…。
ウインナーはそのままでも食べられるので、どんな味がするのか一度試してみるのもアリかもしれませんね。
ひとつ注意が必要なのが、袋の裏側などに『加熱食肉製品』と書いてあるウインナーはそのまま食べれますが、『非加熱食肉製品』と書かれたものは製造工程で加熱されていないためそのままでは食べられません。
また『生ソーセージ』もおなじくそのまま食べることはできないので、茹でたり焼いたりといった加熱調理をしっかりしてから食べるようにしましょう。
生ソーセージや非加熱食肉製品は、生肉を腸詰めしただけのものなので「必ず加熱して下さい」と表記されています。
きちんと袋の注意書きを確認の上で食べるようにしてくださいね。
ウインナーをそのまま食べるときに気をつけるべきこと
「ウインナーが袋から取り出してそのまま食べられるなら食べてみよう」
そう思った人は、少し注意していただきたいことがあります。
それはそのまま食べるなら、ウインナーが賞味期限内であることと、開封済みでないこと。
賞味期限内であるのは当然のことですが、ウインナーは袋を開封した後は空気に触れて傷みやすくなります。
開封後に冷蔵庫で何日か保存したあとのウインナーは、そのまま食べずに加熱調理してから食べた方が安全ですよ。
また、たとえ賞味期限内で未開封のウインナーであっても、必ず香りや見た目をチェックしましょう。少しでもおかしいなと思ったら、しっかり加熱してから食べるようにしてください。
ウインナーやソーセージの賞味期限切れはこちらでチェック!
ウインナーを開封した後はあまり長く保存せず、数日のうちに食べきる方が美味しく食べられますよ。
数日で食べ切らないなら、冷凍保存もできますよ。
ウインナーをそのままお弁当に入れても大丈夫?
ウインナーがそのまま食べられるなら、お弁当にも加熱しないで入れてもいいのかな?
ウインナーはお弁当の定番ですが、加熱なしでそのまま入れるのはおすすめできません。
ウインナーは要冷蔵品で通常10℃以下で保存するよう袋に記載されています。
お弁当は季節によってはどうしても温度が高くなりがちです。
10℃以下で食べるまで保存できる場合は別ですが、ウインナーはそのままではなく加熱してから入れた方が安全ですよ。
朝の忙しい時間帯にウインナーをお弁当にそのまま入れられると楽だと思ったけど、やめた方がいいのね…
確かにウインナーはフライパンで焼いてしまうと、洗い物が増えて後片付けが面倒ですよね。
そんなときは電子レンジでチンすれば時短できますよ。
お皿にのせたウインナーにふんわりラップをかけたら、10秒ほどチンしましょう。時間は様子を見て加減してくださいね。
ここでひとつ注意点が。
チンするときはウインナーが破裂しないように、『切れ目を入れる』、『つま楊枝で皮に数か所穴をあける』などの対策をしておきましょう。
時短のつもりでレンチンしたのに、ウインナーが爆発してレンジのお掃除するハメになってしまっては大変です。
おすすめはつま楊枝。皮のパリッと感が味わえますよ。
まとめ
- ウインナーは『加熱食肉製品』と書いてあるものはそのまま食べられる
- ウインナーをそのまま食べるなら、鮮度の良い未開封のものだけにすること
- お弁当に加熱しないでそのままウインナーを入れるのはNG。レンチン10秒でどうぞ
- ウインナーはそのままでも食べられるが、温めた方がより美味しさを味わうことができる
ウインナーはそのままでも食べられますが、美味しく食べるにはやっぱり加熱してからの方が良さそうです(^-^)。
一度そのまま食べてみて、茹でたり焼いたりしたものと食べ比べてみるのも一献ですね。
自分好みの食べ方が見つかるかもしれませんよね。