レタスには色んな種類があります。スーパーでは色も形も様々なレタスが並んでいますよね。
私は以前はサラダには玉レタスといろどりにちょとサニーレタスをプラスして、って感じで他のレタスはあまり購入していませんでした。
ですがある日、厚めの葉っぱで先っちょがフリフリしていて、見た目にすっごくおいしそうなフリルレタスって名前のものを見つけ、買ってみたところ、期待以上の美味しさで、虜になってしまいました。
フリルレタスは季節もので、常に置いてあるわけではありませんでした。それじゃあちょっと他のも試してみようかな?とロメインレタスやサラダ菜、グリーンリーフにサンチェなどなど。それからのサラダは色んなレタスでいろどられてます。
レタスと一口に言っても、季節によっていろんな種類があり、選び方も大きいのがいいのか、重いものがいいのかよくわかりませんよね。私はお得そうな大きくて重いものを選んでしまっていますが。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんなレタスについて、さっそく見ていきましょう。
選び方
玉レタスは、ひっくり返してみて、軸のバランスがきれいな5角形のものがいいです。ゆったりと成長したものです。バランスの崩れたものは、狭い環境でストレスを抱えて育っています。レタスはストレスがかかると苦みが強くなる、繊細な野菜ですのでそこを気をつけて選ぶといいです。
外葉が淡い色をしていて、巻きがあり、固くないものがいいです。外葉が濃い色で、開いてしまっているものは葉が固くなってしまっています。
内葉はふんわりゆるく巻いているもの。弾力があって軽いものがよいです。重いものは育ちすぎて固くて苦みも出てしまいます。
切り口は10円玉くらいのものがいいです。あまり大きいものは芯が大きくなっています。
旬
一年中出回ります。4月~5月は春レタス、6月~9月までは夏秋レタス、11月~3月まではハウス栽培です。
主成分
90%以上が水分で、栄養価が高いとは言えません。
ミネラル、ビタミン、カルシウム、食物繊維などが含まれています。
安全に食べるには?
外葉を1枚はずして使いましょう。サラダなどの生食なら、1枚ずつはがしてこすり洗いをします。ビタミンCは水溶性なので、あまり長く水にさらさないようにしましょう。
栄養と効能
栄養価はあまり高くないのですが、ビタミンEが多めです。これは血行を良くし高血圧を防いでくれます。
レタスの芯から白い液体が出ますが、これは催眠効果のあるラクツカリウムというもので、カルシウムとともにリラックス効果が期待できます。
保存方法
芯の部分に湿らせたキッチンペーパーを当てて、ポリ袋に入れ野菜室で保存します。これで長持ちしますが、サニーレタスなどは低温障害で葉が崩れますので、なるべく早めに使いましょう。
仲間
レタスは玉レタスなどの結球レタスと、グリーンリーフなどの非結球レタスがあります。
サラダ菜
サラダ菜は半結球レタスで、真ん中へんがなんとなく巻いています。ほうれん草に似た食感がありますが、サラダ菜は緑黄色野菜で、レタスの中では栄養価が高いです。
グリーンリーフ
くせがなく食べやすいので、グリーンサラダによく使われています。
サニーレタス
葉先は濃い紅色で、柔らかいのでサラダや巻き物に向いています。私はサラダ巻き寿司をつくるときに、1枚巻いてしまします。サンチェのかわりにお肉を巻いて食べてもおいしいです。
サンチェ
熱を加えても葉が崩れにくいので、焼肉を巻いて食べられています。
ロメインレタス
葉が厚くしっかりしていて、加熱調理にも向いています。シーザーサラダには欠かせませんね。
フリルレタス
葉が厚めで透明感があり、シャキシャキしています。めちゃくちゃおいしくてオシャレです。
おいしい食べ方
レタスは包丁でカットすると、切り口が赤く変色することがあります。できるだけ手でちぎって使いましょう。リーフレタスは、葉脈に沿って縦に裂くようにすると、歯ごたえが良く食べられます。よければお試しください。
サラダにする場合は、ドレッシングは食べる直前にかけるようにするといいです。かけてから時間がたつと、水分が出て水っぽくなってしまいます。
チャーハンの最後に入れてレタスチャーハンにすると、シャキシャキ感が楽しめます。
レタスがたくさん残った場合は、佃煮にしましょう。刻んでじゃこやごま、削り節とともに醤油とみりんで炒めます。
まとめ
いかがでしたか?レタスの選び方は
- バランスがきれいな5角形のもの
- 淡い色で巻いているもの
- ふんわりしていて重くないもの
でした。
保存方法は芯を湿らせることでした。
いままで経験則でなんとなくレタスを購入していましたが、これを機にきちんと育てられたレタスを見分けて購入したいと思います。