バレンタインというと、生チョコやトリュフなどのチョコレートが定番ですが、チョコレートをたっぷり使った、ブラウニーはいかがでしょうか。
材料が3つでできるので、短時間ででき上りますし、手間も最小限。生チョコのように冷蔵保存の必要もないので、バレンタインだけじゃなく、いつでも作れるお菓子です。
今回は、材料が3つでできる、ほんとうに簡単だけどチョコたっぷり、濃厚なブラウニーの作り方をご紹介します。
濃厚チョコブラウニーの作り方
【用意するもの(パウンド型1個分)】
〇 板チョコレート・・・3枚(180~200gくらい)
〇 卵・・・3個
〇 豆乳・・・25ml
〇 パウンド型
〇 クッキングシート(ない場合はバターでも)
〇 泡だて器
〇 製菓用のヘラ(あると便利です)
【作り方】
- パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。
卵を卵黄と卵白に分けておきます。 - 耐熱容器に板チョコレートを割り入れ、豆乳も加えて600Wの電子レンジで1分温めます。
- チョコレートが溶けたら混ぜ、卵黄3つも入れてよく混ぜます。
- 卵白を、角が立つまで泡立てます。
- 卵白を1/3ずつ、3回に分けて、チョコレートに加えます。
1回目:よく混ぜあわせます。
2、3回目:切るように混ぜます。 - パウンド型に流し入れ、170度に余熱したオーブンで30分ほど焼きます。
竹串を刺して、何も付いてこなければ焼き上がりです。 - 型からはずしてケーキクーラーなどにのせて冷まし、荒熱がとれたらできあがり。
まずは材料のご紹介です。左から板チョコレート、卵、豆乳です。
板チョコレートは、業務スーパーで購入したベルギー産のビターチョコレートです。1枚で100g、2枚使って200gになりました。通常の板チョコは60g前後なので、お得でしかも大人な甘さで美味しいです。
このチョコレートはミルクチョコレートもあります。こちらも美味しいです。
卵はMSサイズ。豆乳は無調整です。牛乳でもできますよ。
では、さっそく作っていきます。
Step1:パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。卵を卵黄と卵白に分けておきます。
はじめにパウンド型にクッキングシートを敷いておきます。クッキングシートをセットしておくと、型にくっつくことがありません。カット済のものも売られてますが、私は手づくりしています。
パウンド型以外に、15cmや18cmの丸型でも焼けます。丸型にすると、ガトーショコラ風になります。
クッキングシートがなくても、バターを薄くぬっても同じようにくっつきを防げます。
次に、卵を卵黄と卵白に分けます。卵白はあとで泡立てます。
卵を2つに割って、白身をボウルに落としながら、黄身を反対側の卵の殻に移します。何回か繰り返すと、黄身だけが残ります。
Step2:耐熱容器に板チョコレートを割り入れ、豆乳も加えて600Wの電子レンジで1分温めます。
電子レンジがない場合は、湯せんであたためることもできますよ。
Step3:チョコレートが溶けたら混ぜ、卵黄3つも入れてよく混ぜます。
見た目でチョコレートの形が残っていても、混ぜると溶けますので大丈夫。
卵黄を加えて、なめらかになるまで混ぜ合わせます。
ここは、しっかり混ぜましょう。
Step4:卵白を、角が立つまで泡立てます。
このくらい、しっかり混ぜてくださいね。
ハンドミキサーがない場合は、泡立て器を使って手で混ぜてください。
Step5:卵白を1/3ずつ、3回に分けて、チョコレートに加えます。
1回目:よく混ぜあわせます。
チョコレートに1/3の分量の卵白を加え、よく混ぜ合わせます。
2、3回目:切るように混ぜます。
卵白を加えたら、ヘラでさっくりと切るように混ぜます。
Step6:パウンド型に流し入れ、170度に余熱したオーブンで30分ほど焼きます。
竹串を刺して、何も付いてこなければ焼き上がりです。
Step7:型からはずしてケーキクーラーなどにのせて冷まし、荒熱がとれたらできあがり。
つやつやに焼きあがりました。
上に粉砂糖をふりかけると、オシャレになります。今回は、表面のつやつやを楽しみます。
さっそく、試食してみましょう。
焼いているあいだも、冷ましているときも、濃厚なチョコの香りが鼻をくすぐっていました。はやく食べたいですね。
香りをかぐと、かぐわしいチョコの匂いが充満します。たまりませんね。
匂いをかぐだけで、もう幸せ。
フォークを入れると、表面はちょっと硬く、中はしっとり。
程よい甘さで、美味しいブラウニーです。ふた切れでお腹がいっぱいになりましたよ。
甘いのがお好みなら、ミルクチョコレートを使うといいですね。ビターチョコレートとミルクチョコレートのMIXにしても、美味しいですよ。
保存方法と保存期間
常温で2日ほど、冷蔵でも4日ほどが美味しく食べられる期間です。いずれも乾燥しないようにしっかりラップで包んでから、保存します。
長く保存するなら冷凍がおススメ
常温や冷蔵では、数日で美味しさがなくなってしまうブラウニーですが、冷凍すれば長期保存できます。余ったときや作り置きなどなら、冷凍しておくといつでもブラウニーが食べられます。食後のデザートに、サッとだせていいですよ。
保存方法は、ラップで小分けにし、フリーザーバックなどに入れて冷凍します。1ケ月ほど保存できます。
食べる時は、常温か冷蔵庫で解凍してください。解凍したあとは、2日ほどしか日持ちしませんので、食べるぶんだけ、解凍するようにしてくださいね。
おわりに
今回は、材料が3つでできる、濃厚なブラウニーの作り方をご紹介しました。
以前はバレンタインに、生チョコやトリュフを作っていたのですが、生チョコレートは溶けやすいので、持ち運びには不向きなんですよね。
誰かにプレゼントしても、持って帰るまでに溶けてしまうことがあって、そこが悩みどころでした。冬場の暖房は強力ですから。暖房の近くに置くと、チョコレートは溶けだしてしまいます。
そこでブラウニーのようなケーキなら、常温保存しても溶ける心配はないなぁと思って、これを作るようになりました。
材料が3つでできるので、材料の準備や手間も少なく、できあがりは上々。お砂糖も使っていないので、チョコレートをビターにすると、カロリーも少なくできます。
ヘルシーで美味しいブラウニーは、バレンタインだけじゃなく、普段から作って食べたいお菓子ですよね。