にんじんの選び方

根菜類
にんじん

にんじんは和・洋・中と幅広い料理に使える万能野菜です。最近はにんじん独特のにおいを抑えたものが増えてきました。
キャロットラペ、にんじんしりしりなど、にんじんが主役のレシピも人気ですよね。

今回も色々と調べてみましたので、さっそく見ていきましょう。

選び方

根菜類のにんじんは、ひげ根(養分吸収根)が均等に出ているものが健康的に作られたおいしいものと言えます。また色の濃くつやのあるものの方が美味しく、見た目で選んで問題ありません。

にんじんが曲がっていることがありますが、これは土の固さが関係していて、水はけが悪かったりで先が又根になったりします。また首のまわりが黒ずんでいたり青いものは、固いので避けましょう。

春採りと秋採りを中心に4月から7月、9月~10月が旬の時期です。主な産地は北海道や千葉など。

主成分

カロテン、ビタミンA・B1・C、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維、アスパラギン酸など

安全に食べるには?

流水の中でスポンジなど柔らかいものを使って、表面を丁寧にこすり洗いします。カロテンなどの栄養は皮のすぐ下に集まっているので、皮は薄く削る程度にしてくださいね。

栄養と効能

にんじんに豊富に含まれているカロテンは、活性酸素を除去し、免疫力を高め、皮膚や粘膜を保護し風邪にも効果があります。そのほかにも動脈硬化、心臓病、ガンなどの予防にも効果があると言われています。眼精疲労にも効果があり、血行を良くし血を増やす作用もあるので、女性に多い貧血や冷え性も緩和します。

保存方法

湿気が多いと早く痛みますので、夏以外であれば新聞紙で包んで室内の冷暗所に立てて保管しましょう。夏場は新聞紙に包んでからビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

根菜類全般に言えますが、葉がついているものはつけ根から切り落とした後に保存します。葉が成長し、にんじんの栄養を使ってしまうのを防ぐためです。

にんじんの葉っぱにも栄養が豊富に含まれています。今まで捨てていた方も、さっと茹でてお浸しにしたり、炒めてふりかけにしたりと色んなお料理に活用してくださいね。

仲間

金時人参

京にんじんや大阪にんじんともいわれ、関西方面で栽培されています。煮くずれしにくく煮物に向いています。濃い赤色をしていますが、リコピンによるものです。

おいしいメニュー

にんじんはカレーやシチューなどの煮込み料理のほか、最近ではキャロットラペなんかも人気です。炒めて甘辛い味付けのきんぴらにしたり、卵とツナ缶と炒めてにんじんしりしりにしたり。

キャロットラペのお気に入りレシピです。私はここにクミンシードやドライオレガノなども入れています。
Cpicon フレンチ♪人参サラダ(キャロット・ラペ) by milestone★

にんじんしりしりのおススメレシピです。
Cpicon ツナ缶まるごと♪人参しりしり by ふるびあ

お正月には大根とともに紅白なますにすると、簡単にできるのに彩りも良くおせちが華やかになります。

こちらのレシピがおススメです。
Cpicon 超簡単☆紅白なます by 百合プ

ぬか漬けにすると、塩味と甘みとぬか漬けの乳酸菌からくる旨みがあいまって、もうポリポリととまりません。

まとめ

いかがでしたか?今回のにんじんの選び方は

・ひげ根の位置が均等
・色が濃くツヤのあるもの

でした。

ぜひおいしいにんじんを使って、様々なお料理を作ってみてくださいね。
もし、お役に立てましたらとても嬉しいです。

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