もやしは他の野菜では考えられないほど、安くて一年中価格が安定しています。そんな家計をいつでも助けてくれる、もやしを使ったナムルは、作り置きにも向いています。「あと一品欲しい」といった場合にも、なんにでも合わせやすいナムルは、重宝する存在ですよね。
ただ、作り置きする場合の消費期限は、何日くらいあるのでしょう。もやしは生だと傷みやすいけど、ナムルにした場合はどうなのか。
今回はもやしのナムルの作り置きについて、ナムルの作り方と消費期限、そしてもやしにチョイ足ししたアレンジ方法などもご紹介します。
もやしのナムルを作り置き
それでは、もやしのナムルの作りかたをご紹介します。もやしだけで作る基本のナムルのレシピです。
もやしのナムルの作り方
【材料】
〇もやし(今回は緑豆もやし)…ひと袋
〇水…2Cup(400ml)
〇酢…大さじ1
■合わせ調味料
〇鶏がらスープの素…小さじ1
〇ごま油…小さじ2
〇塩…少々
〇にんにくすりおろし…小さじ1/2
〇すりごま…大さじ1と小さじ1
【作り方】
- もやしを洗います。
- 合わせ調味料を合わせておきます。
- フライパンに水ともやし、お酢を入れ、ふたをして強火にかけます。
- 沸騰して湯気がしっかり出てきたら、火を止めます。
- もやしをザルにあげ、水気を切ります。
- 合わせ調味料ともやしを和えて、完成です。
詳しくご説明します。
Step1:もやしを洗います。
もやしはたっぷりの水につけて洗い、すくうようにしてザルにあげます。こうすると、汚れや臭みは水の中に残ります。
Step2:合わせ調味料を、混ぜ合わせておきます。
あとでもやしを和えるので、大きめのボウルに作ります。
Step3:フライパンに水ともやし、お酢を入れ、ふたをして強火にかけます。
Step4:沸騰して湯気がしっかり出てきたら、火を止めます。
豆もやしでナムルを作る場合は、沸騰してから1分茹でて、火を止めます。豆もやしの場合は豆に硬さが残るので、余分に1分茹でておきます。
Step5:もやしをザルにあげ、水気を切ります。
ナムルが水っぽくならないように、しっかりと水気を切っておきます。麺類の湯切りのように、ザルを振って水気を切ります。もやしを絞る必要はありませんよ。
Step6:合わせ調味料ともやしを和えて、完成です。
作りたてから食べられますが、30分ほど置いておくと、より味がなじみます。
消費期限はどれくらい?
生のもやし
もやしは傷みやすい野菜です。生のもやしだと、製造後3~4日ほどしか日持ちしません。店頭に並ぶのは出荷の翌日なので、購入してからだと2~3日が消費期限になります。
茹でもやし
もやしをナムルの作り方でご紹介した方法で茹でた場合は、5~6日ほど保存できます。気温が高いと傷みやすくなるので、夏場は早めに食べましょう。
もやしのナムル
もやしのナムルにした場合、5~6日ほど保存できます。茹でもやしと同じように、気温の高くなる夏場は、早めに食べきることをおすすめします。
除菌方法は、容器に熱湯をかけるか食品用の除菌スプレーをかけて拭き取り、よく乾かします。
もやしのナムル、アレンジ術
もやしだけでもおいしいナムルですが、他の食材をあわせたり味付けを変えると、味や食感、彩も加わって、よりナムルを楽しむことができます。
赤色を足す
〇にんじんの千切りを茹でて加えると、彩り豊かなナムルになります。
〇梅肉を和えると、さっぱり和風テイストに。この場合は、鶏ガラスープを和風だしの素に変えるといいです。
〇塩と鶏ガラスープをゆかりに置き換えするだけ。ピンクがかわいいナムルに変身します。
緑を足す
〇青のりをプラスするだけで、彩りが豊かに。
〇きゅうりを千切りにして、塩もみしてから和えると、彩りと食感が同時にアップ。
〇もやしを調味料と合わせる時に、乾燥わかめを手でくだいて入れると、もやしから出る水分を吸ってくれます。わかめの旨みも加わって、彩り豊かに。
おわりに
今回は、もやしのナムルの作り置きについて、ご紹介しました。
もやしのナムルは簡単に作れて、5日ほど保存が効きます。たくさん作り置きして、毎日の食事の副菜としてはもちろん、スープの具材やラーメンのトッピングにしたりとどんどん活躍させましょう。
調味料が準備できないときも、もやしとあとはごま油と塩だけあれば作ることができます。今まで作ったことがないという方も、一度挑戦してみてくださいね。