ブロッコリーの選び方。おいしいもの、食べてますか?

葉菜類
ブロッコリー

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ブロッコリーは、食卓に無くてはならない食べもののひとつです。

ゆでてよし、焼いて良し、炒めてよしと様々な利用ができますよね。
メイン食材というよりは、メインを引き立てる名わき役といった立ち位置でしょうか。

そんなブロッコリーについて、お店での選び方やおいしい季節、
栄養価などなど思いつく限り調べてみました。

では、早速見ていきましょう。

選び方

まず、全体を見てみましょう。

ブロッコリーは、上の丸い部分は花のつぼみです。
つぼみがまだ若いうちに収穫した硬めのものが、歯ごたえがあっておいしいです。

つぼみをさわってみて、柔らかい場合は
歯ごたえもなくなって日持ちがしませんので、早めに食べましょう。

上から見ると、濃い緑色のつぼみが密集し、中央部が盛り上がっているもの、
そして株の切り口がみずみずしいものを選びましょう。

切り口が茶色くなっているものは、収穫されてから時間が経っています。

葉を見る

つぼみの下の一番上の葉を見て、つぼみを巻くように(守るように)
なっているものが、健康なあかし。

葉っぱが落としてあるときも、切り口が横に向いているか
斜め上に向いているかで、だいたいわかりますよね。

茎を見る

茎の切り口に黒ずみがなく、空洞のないものが良いものです。
茎の空洞は、ブロッコリーが急激に育ちすぎたときにおこるもので、
病気などではありません。

食べても問題ありませんが、なるべく無いものを選ぶといいですね。

つぼみの色を見る

つぼみが黄色みを帯びているものは、花が咲く寸前なので、やめた方がいいです。

ブロッコリーは若いつぼみを食べるもの。

咲く寸前や咲いてしまっても食べられますが、硬くてえぐみがあり
口あたりが悪くもさもさします。なるべく選ばないのが正解です。

つぼみが紫がかったものを見かけることがあります。
これは厳しい寒さにあたり、身を守るためにアントシアニンが出たものです。

ゆでるとアントシアニンは流れて緑色に変わり、食べると甘みが増しています。
こちらは、おすすめです。

国産に加えて海外からの輸入も多く、一年中買うことができますが、
冬の11月から3月にかけてがおいしい季節です。

最近は保存技術が進み、海外産のものも冷凍ではなく、
クラッシュアイスの中に詰め込まれて運ばれて来ます。
氷温で長持ちさせるため、つぼみは生き生きしています。

主成分

ビタミンCが豊富で、レモンのおよそ2倍含んでいます。
カロテン、カリウム、鉄などを多く含む優秀な健康野菜です。

安全に食べるには?

茎やつぼみに砂や汚れが残っているので、
まずは小房に分けて塩水の中に浸し、30秒ほど振り洗いします。

さらに軽くゆでこぼしてから、料理に利用すると安心です。

栄養と効能

ほうれん草と並ぶ優秀な野菜です。

とくに豊富に含まれるビタミンCは、風邪やインフルエンザに効果があります。

ブロッコリーのおよそ1/3個で成人の1日あたりに必要なビタミンCを補給することができます。

カロテンやカリウム、鉄分なども多く含み、皮膚の粘膜の健康やストレスの解消、疲労回復などの効果があります。

調理もしやすく栄養価も高いため、なるべく毎日食べると良いですね。

保存方法

鮮度が落ちやすいため、火を通してからの保存がおすすめです。

生のままで保存する場合は、ビニール袋にいれて立て、冷蔵庫で保存します。

仲間にはスティックセニョール

 アスパラガスのように茎の長いブロッコリーで、茎ブロッコリーとも呼ばれ、小分けにする手間もかからず利用しやすいです。

おいしいメニュー

さっと茹でて保存しておくと、メインの横に添えたり、
ゆで卵とマヨネーズ・塩などと和えてサラダに、
パスタの彩に加えたりと様々な食べ方ができます。

ひと株ゆでておいて、毎日のお料理に取り入れましょう。

また、茎も甘くておいしので、捨てずにおいしくいただきましょう。

茎の外側のすじの部分を剥いてゆでると、
固さもなくしっとり甘い茎を食べることができます。

まとめ

良いブロッコリーの選び方は、つぼみが緑色で硬く、真ん中がまあるく盛り上がっているもの。

つぼみが黄色いものは、育ちすぎ。選ばない方がいいけど、食べられます。

寒い時期につぼみが紫がかっているものは、アントシアニンの影響で
茹でると普通の緑色になりますし、食べると甘みが増しています。

ブロッコリーは、鮮度が落ちやすいので
早めにゆでておいて、いろんな料理に使いましょう(^-^)

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