最近YouTubeの料理チャンネルを見て気になったことが。
小ねぎや万能ねぎを袋から取り出して
そのままお料理に使う方が多いような?
私は小ねぎっていつも洗ってから使ってたけど
どっちが正解なんだろう?
- 小ねぎって洗うもの?
- 洗わなくてもいい?
- 洗うとべちゃっとなる小ねぎをパラパラに保存したい!
こんなお悩みはこの記事で解決!
小ねぎを上手に保存できれば、ラクしてお料理に彩りを添えられますよ。
小ねぎや万能ねぎって洗うもの?
薬味として食卓に欠かせない小ねぎや万能ねぎですが、使う時に洗わないという方も。
「小ねぎや万能ねぎを洗わない」のにはこんな理由が。
- 小ねぎは袋に入っていてキレイだから、根っこの部分さえ切り落とせばOK!
- 小ねぎは洗うと水気が残ってすぐにべちょっとする
- 栄養が流れてしまいそう
確かに小ねぎや万能ねぎなどの細ネギは、葉の部分が柔らかくて刻むとべちょっとなりがちよね…。
小ねぎは水洗いして水分を含んでしまうと、2日もすると水っぽくなってしまいます。
せっかく刻んだネギを泣く泣く捨てたという方も多いのでは?
一度にひと束使い切る場合はいいけれど、小ねぎは薬味としてあれこれ使いたいもの。
洗う手間なく刻んで、パラパラのまま長く保存したくなる気持ちもわかります。
でも、小ねぎや万能ねぎって、本当に洗わなくても大丈夫なのでしょうか?
小ねぎや万能ねぎは洗わなくてもいいの?
根っこ部分がキレイに洗われて袋に入っている小ねぎも、青い葉の部分は収穫時に洗われているわけではありません。
根の部分を洗って袋に入れたら、段ボールや発泡スチロールの箱に詰められ出荷されています。
つまり小ねぎの葉は栽培された畑にあったそのまま、あなたのキッチンまで届いているということです。
当然小ねぎには畑の土が付いていますし、あまりないかもしれないけれど虫やナメクジが這ったあとかもしれません。なにより収穫や包装時には、人の手を介しています。
そのため、衛生上小ねぎや万能ねぎは洗うべきです。
とくに薬味として生のまま使うのであれば、なおさら洗うべきではないでしょうか。
お取り寄せ食材の「食べチョク」を見ていたら、小ねぎを水耕栽培している農家さんを発見。水耕栽培なら土汚れも栽培時の農薬も少なそうですよね。
でも、水耕栽培でもやっぱり洗った方がいいとは思いますけど。
小ねぎや万能ねぎを洗うと栄養が逃げる?
よく野菜を洗うと栄養が流れ出るといいますが、これは事実です。
小ねぎや万能ねぎはビタミンC、A、Kのビタミン類や葉酸、カルシウムなどの栄養をバランスよく含んだ緑黄色野菜です。
このうち水に溶ける栄養であるビタミンC、葉酸などが洗うことで流れ出てしまう可能性があります。
では、小ねぎや万能ねぎを洗うとしたら、どんな洗いかたがベストなのでしょう?
小ねぎや万能ねぎ べちゃっとしない洗いかた・切り方は?
子ねぎや万能ねぎ、あさつきなどの葉ネギは、切ってから洗ってしまうと内がわに入った水分を取ることが難しくなります。
葉が柔らかいため傷みやすいので、ゴシゴシ拭くことも避けたいです。でも水気が残るとどうしても傷みが早くなりやすいのです。
このため、小ねぎや万能ねぎは必ず洗ってから切るようにしましょう。
洗いかたは、小ねぎの根っこの部分は良く洗い、青い葉の部分はサッと洗い流す程度にしておきます。
水に長くさらしてしまうのはダメです。
葉が分かれている部分は汚れがたまりやすいので、優しく開いて洗いましょう。
こうすることで先に述べた水溶性のビタミンCや葉酸の流出をできるだけ抑えて、ねぎの風味を残すことができますよ。
小ねぎの水気をきったら布巾やキッチンペーパーで水気をポンポンと拭き、ザルに広げてしばらく乾かしておきましょう。
小ねぎは切る前にしっかりと水気を取り除いておくと、べちゃっとならずにパラパラで保存しておけますよ。
小ねぎや万能ねぎの切り方
小ねぎを切るときは、包丁やまな板も乾いたものを使いましょう。水気が残っている状態だと、小ねぎに水分が移ってべちょっとなりがちです。
細かく小ねぎを切るコツは、切る前に小ねぎを輪ゴムでまとめておくこと。
小ねぎを揃えて根っこを切り落としたら、ひとつにまとめて輪ゴムで留めます。小ねぎの端から輪ゴムの部分までを小口切りにしたら、輪ゴムをずらしていくと最後まで細かく刻むことができますよ。
ちょっとしたことですが、きれいに切れるのでお試しくださいね。
刻んだ小ねぎや万能ねぎを上手に保存したい
刻んだ小ねぎや万能ねぎを
薬味としていろいろ使いたいことってありますよね。
刻んだ小ねぎがあると、薬味としてはもちろん麺類のトッピングや煮物に丼もの、汁物なんかにパラっとかけるだけで、格段に風味と料理の見栄えが違ってきます。
でも、刻んだ小ねぎはタッパーに入れて冷蔵しても、2~3日でべちゃっとして食べられなくなります…。これをどうにかしたいですよね。
べちゃっとなるのは洗う時、切るときにしっかり水分を取っていても、小ねぎ自体の水分が時間とともに切り口からにじみ出てくるからなんです。
これを防ぐには、タッパーの底にキッチンペーパーを敷いてから刻みねぎを入れること。
これだけで、キッチンペーパーが小ねぎからでる水分を吸ってくれて倍以上長持ちします。小ねぎの上にもキッチンペーパーをのせて、サンドイッチ状態にするともっと効果がありますよ。
長く保存する場合は様子をみてキッチンペーパーを取り替えるなど、こまめにケアすると安心ですね。
私はいつもこの方法で1週間以上もたせています!
たくさんあって使い切れなさそうなら、タッパーを冷凍庫に入れておけば1ケ月は保存できます。
使う時は凍ったままの小ねぎをパラパラと振りかけるだけ。
水分が残っていると固まりがちな刻みねぎも、パラパラだから使いやすいです。一度試したらやみつきになりますよ。
まとめ
- 小ねぎや万能ねぎは衛生上洗ってから使おう
- 小ねぎや万能ねぎは切る前に十分に水気を取るべし
- 刻んだ小ねぎや万能ねぎの保存はキッチンペーパーで解決
薬味として重宝する刻みねぎ。
小ねぎや万能ねぎなどでつくり置きしておくと、いつでも使えて楽できます。
市販の刻みねぎもパックで売ってますが、手作りならば安価で長持ちにできます。
ぜひ常備菜として、上手に保存してみてくださいね。